奪い合い ページ6
NOside
少女が鎮魂し終わった途端糸が切れる様に倒れた
いや、正確には倒れかけた。
何故なら少女を色黒の目隠しをした男が抱えていたからだ。
カ「ハウメア!この子が女王陛下か!?そうだよな!?合ってるよな!?」
男がビルに向かって叫ぶと、ビルの屋上付近から王冠?のようなものを目を隠すほどに深く被った少女が現れた。
その少女を抱えているのは目隠しをした男達と同じように真っ白な服を着た女だった。
ハ「アハ!まさか、女王陛下の覚醒の場面が見れるとは思わなかったよ!!」
?「……………」
少女を抱えていた、真っ白な服の女はゆっくりと特殊消防隊の方を向いた。
?「4柱目………」
そう呟いた声で気が付いたのか、特殊消防官達は気絶したであろう少女の保護へと動き出した。
桜「新羅!あの少女を絶対に保護しろ!!俺達は確実に保護できるように援護する!」
新「はい!ありがとうございます!」
その時、真っ白な服を着た女が口を開いた
?「ハウメア様、カロン様、今はまだその時ではありません」
ハウメアと呼ばれる少女は不機嫌そうに舌打ちをした後カロンと呼ばれる男へと命令を下した。
ハ「チッ!分かってる!おい!カロン!女王陛下を第4柱へ預けてさっさと帰んぞ!」
その言葉に面食らったカロンは一瞬ポカン…とアホ面を晒したあと文句を言い始めた
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翡翠(プロフ) - 面白くて続きが気になりました!無理のない程度で更新頑張って下さい。応援してます! (2022年4月3日 3時) (レス) @page26 id: 585f4fa9d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜双樹 | 作成日時:2021年10月17日 21時