161話 ページ13
「っ…、好きだ」
溶けてしまいそうなほど、甘い熱いキスを交わして
その度に疼く本能に逆らわず、俺は何度もAの口を塞いだ
「…んっ、」
手のひらでしっかりと頭を支えて
逃げられない様に腰を引き寄せて
俺はクラクラしてしまいそうなこの雰囲気に呑まれてしまいそうだった
「…A、…好き」
唇を重ねながら、目を閉じることもせずただひたすらAに愛を伝えていくうちに
自分の中でも制御ができないほどに、何か熱いものがふつふつと湧いてくるのを感じる
「…っ、真ちゃ、…」
唇を離すたびに部屋に響く音が鼓膜を優しく揺らして
「…好きだ」
愛を囁くたびに揺れる瞳が俺を煽っていく
脳を支配する熱い感情に頭がどうにかなってしまいそうで
もう、無理だと感じたその瞬間に
俺は薄くのぞいた彼女の舌に自分の舌を触れた
「…ぅぁ、」
それと同時に漏れた声が脳に響いて
覚悟を決めた俺は
優しくAをベッドへ押し倒した
「…真ちゃん、」
…明日目を覚ましたAに、引っ叩かれる覚悟もしておくか
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チョコドーナツ(プロフ) - 更新停止……ですか!!??先が気になりすぎて……そして真ちゃん可愛いし最高ですありがとうございます (4月7日 1時) (レス) id: 915577a7d1 (このIDを非表示/違反報告)
M - 忙しくて、ずっと読めてませんでした。すみませんm(_ _)m黄瀬くんの方も楽しみにしてます(*^^*)頑張ってください! (2021年6月15日 10時) (レス) id: d11a777a3f (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - Mさん» ありがとうございます( ; ; )そろそろ黄瀬くんのほう書かないと!!!! (2021年5月29日 10時) (レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
M - はい、、、クライマックス、近づいておりますね、、、あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうダメです。ショートします。( ゚∀゚)・∵. グハッ!!良すぎです。続編きましたが、早いですね。お忙しいと思いますが、頑張ってくださいm(_ _)m (2021年5月28日 13時) (レス) id: e87ddeca49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん | 作成日時:2021年5月28日 9時