十話 ページ12
…
『お腹空いた･･･』
結局レオと話してたら昼休みは終わってしまい、ボクとレオは昼食を採ることが出来なかった･･･
今は佐賀美先生の授業･･･という名の自習の時間
｢藍星さまは昼食を採らなかったのですか？｣
右隣に座ってる伏見がボクにそう話しかけ、
ボクは少し間を置いてからこう答えた
『レオのせいだし』
｢月永さまと不仲なのですか･･･？｣
『･･･さあ』
レオとボクが不仲な訳ないよ
だって"愛してる"って言ってくれたし、
ボクと会えて嬉しいって言ってくれたんだよ･･･？
・
でも、もしかしたら･･･
・
･･･まあ、今はどうでもいっか
考えても分からないモノを考えるのは疲れるからやめよう
ボクはその答えを曖昧にしたまま放置した
・
｢･･･A兄ィ｣
みかが先程より少し重い沈黙を破った
ボクは未だに"兄"として慕ってくれていることに驚いた･･･もう嫌いになったとばかり思ってたから。
｢お腹･･･空いてるんやろ･･･？｣
みかの問いにボクは素直に頷いた
｢････なぁなぁナルちゃん｣
｢あら、どうしたの？｣
ボクが頷いたのを確認するとみかは嵐に話しかけた
･･････え、なんで？
さっきまでボクと話してたよね？
ボクは状況が理解出来ずに首を傾げた
・
｢AちゃんAちゃん｣
数分後、嵐がボクの机に可愛らしいポーチを置いた
｢みかちゃんからよ｣
嵐はそう言ってボクにウインクをした。
くまさんがモチーフのポーチ･･･めっちゃ可愛い
ポーチを静かに開ければ多種多様な飴が入ってた
『わっ、たくさん･･･ん？』
････あれ、手紙が入ってる？
それがボク宛てであることを確認してから
ボクはゆっくりとその可愛らしい手紙を開いた
・
・
"大好きなA兄ィ へ
飴ちゃんたくさん食べてな〜！
A兄ィ飴ちゃん大好きやったやろ？
おれいつでもあげられるように常備しとったんよ
･･･あ！勿論毎日交換してるで？
因みにそのポーチはおれの手作りや！
お師さんも褒めてくれた最高傑作！どや？
喜んでくれたら嬉しいな〜
･･･どうか無理だけはせんといて
影片みか より"
…
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れもんてぃー(プロフ) - アリサさん» アリサさんありがとうございます！ご期待に添えられるよう、頑張ります！ (2021年9月8日 18時) (
レス) id: ee93852d02 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - 好きです。更新楽しみに待ってます (2021年9月8日 18時) (レス) id: 2149cb42f2 (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃー(プロフ) - ねこまるさん» ねこまるさんありがとうございます！そう言って頂けて幸いです！これからも精一杯頑張ります！ (2021年9月4日 8時) (レス) id: ee93852d02 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - え、待って、すごい好きです。こういう感じの夢主本当好きなんです！文章書くのも上手で…！作者様のペースで更新頑張ってください！ (2021年9月4日 8時) (レス) id: ccf2dbd148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんてぃー x他1人 | 作成日時：2021年9月2日 11時
