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#31 ページ31







その日、涼太から部活が無しになったと聞いた。





それを聞いたのか、同じクラスの拓也(たくや)が私の席に来た。





拓也「あのさ、今日放課後少しいい?」



『え、あ、うんいいよ』



拓也「じゃあ、15番教室で。」



『わかった』





それだけ言って行ってしまった。





拓也は結構仲のいい方だった。





優しくて、イケメンで、モテる人種だった。





そんな拓也が、あんなに男だなんてこの時は思わなかったの。























放課後になり、私は1階の15番教室へ行った。





拓也「ごめんね、」



『いやいいよ全然』



拓也「あのさ、好きなんだよね、Aのこと」



『え?』





沈黙が流れて、拓也が言う。





拓也「ごめん、」





そう言った拓也の目は獣を見つけた狼のようだった。





『え、拓也?』





拓也は私を壁まで追い詰めてキスをした。





『ん、たく、、や』





拓也は私のブラウスのボタンを外し始めた。





『ちょ、やめっ!』





少し冷たい拓也の手が、私のお腹に触れた。





『拓也?』





まるでいつもの優しい拓也とは違った。





『拓也!』





私が少し大きな声を上げると、拓也は目が覚めたように私から離れた。





拓也「ご、ごめん。Aと2人きりだと思ったら止められなくて…」



『そっか、』



拓也「告白の答え、聞いてもいい?」



『……ごめん。拓也とは付き合えない。好きな人がいるの。』



拓也「そっか。」



『ごめん』



拓也「ううん、来てくれてありがとう。あと、これからもよろしくね。」



『もちろん!』



拓也「先、行っていいよ」



『わ、わかった』





私は15番教室を出て、帰路についた。





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はろ。(プロフ) - めちゃめちゃ最高でした!!!! (2022年12月20日 18時) (レス) @page43 id: a719d361a2 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 最高っす 笠松パイセンの初々しさが最高 (2020年5月18日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - まゆさん» 冬休み頑張ります!!コメントありがとです! (2019年12月17日 7時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キャー、笠松さん可愛いです! (2019年12月16日 23時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみにしています! (2019年11月16日 16時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.  
作成日時:2019年10月31日 21時

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