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私は帝光中を卒業後、涼太と海常へ入学した。
入学式の次の日。
涼太は体験で中学の頃から何度が来ていたらしいが、私は初めて体育館に足を踏み入れた。
『宮下Aです!』
仮入部で来てる子たちと一緒に自己紹介をした。
そして先輩マネージャーに色々と教えて貰っていた。
「私は2軍のマネージャーなんだけど、1軍のマネージャーは本当に能力のある子しかできないの。」
『そうなんですか?』
「だから1人だけなの、どんなにマネージャーが沢山いても。」
『今はどなたがやってるんですか?』
「今は笠松くんと同じクラスの女の子がやってるわ。」
『そうなんですね、じゃあ頑張らないと1軍のマネージャーにはなれないんですね』
「うーん、頑張ると言うより天性の才能がある人がなれるような感じね。」
『そんなぁぁ、、』
私は涼太や1軍のマネージャーとしてベンチには座れないのかもしれない。
そう覚悟を決めた。
しかし次の日。
笠松「おいお前」
『私ですか?』
2軍のドリンクを作っている時に、キャプテンに話しかけられた。
笠松「帝光出身なんだってな」
『はい、一応、』
笠松「バスケできるか?」
『大好きです!!』
笠松「じゃ来い」
キャプテンに連れられて1軍の体育館に入る。
黄瀬「Aっち!」
1軍の先輩マネージャーは少し表情を曇らせていた。
そしてキャプテンは言った。
笠松「森山と1on1しろ」
森山「え!?俺!?」
『え!森山先輩とですか!?』
笠松「やれ、とりあえず」
そして急に1on1は始まった。
ブザーが鳴って、
昔に戻った気がしてすごく楽しかった。
5点先取の1on1、私は5:4で負けてしまった。
森山「お前…何者?」
『え?』
負けてしまって、
何か言われるかと思った。
笠松「身体能力がすげぇな」
黄瀬「やっぱAっちさすがっスよ!」
『え、あの、、』
笠松「今日1軍のベンチに座って観て思ったことノートに書いてみろ」
『は、はい』
少しぎこちない笠松先輩を、この時すこしカッコイイと思った。
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次の日の部活。
笠松「宮下、今日から1軍マネージャーを頼みたい。」
『え、いいんですか!?』
笠松「おう」
1軍入りと共に、
ぎこちなく笑った笠松先輩への恋も始まったんだ。
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はろ。(プロフ) - めちゃめちゃ最高でした!!!! (2022年12月20日 18時) (レス) @page43 id: a719d361a2 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 最高っす 笠松パイセンの初々しさが最高 (2020年5月18日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - まゆさん» 冬休み頑張ります!!コメントありがとです! (2019年12月17日 7時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キャー、笠松さん可愛いです! (2019年12月16日 23時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみにしています! (2019年11月16日 16時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.
作成日時:2019年10月31日 21時