【黒子のバスケ】私は人間不信少女でもバスケ界最強少女でもある

第１９話〜合同合宿編７〜 ページ22

貴｢誠凛とその他校からにも立ち去りなさい｣


澪｢なんでっっなんで手に入らないの！！？？欲しいものは全て手に入ってるのにっっあんただけ怪我をさせても心に傷を負わせても私から逃げるのよ！！！｣


貴｢・・・・どんなにボロボロでも私は貴方のやり方には反対してるからだよ。どんなに何をしようが私は貴方のところへは戻らない｣


澪｢なんでっっそんなに私のことが嫌いなの！！？？｣


貴｢ええ。大嫌いよ｣


澪｢・・・・沙耶｣


沙｢はい｣


澪｢力ずくにでも手に入れなさい！！」


沙｢かしこまりました｣


黄｢力ずくにってっっ！！！」


相｢Aちゃん逃げて！！｣


貴｢大丈夫ですよ。人は誰にでも闇がある・・・そうでしょ？｣


相｢！！！ええ・・・｣


貴｢助けなくちゃいけないんです。どんなに大嫌いでも赤の他人じゃないんでね｣


赤｢・・・・｣


実｢征ちゃんどうかしたの？｣


赤｢いや」


実｢そう」


貴｢貴方がそんな性格になったとか私にそんなにしつこくしてくるとかわかんないけどさ貴方のやり方には好きになれないし性格も好きになれない｣


澪｢そんなのｄ｢どうでもよくない｣どうして！？・・・私のこと・・・嫌いなんでしょ・・・！？」


貴｢嫌いだよ。でもね澪」


澪｢・・・・｣


貴｢大嫌いでもその場に助けなくちゃいけない人をほっとくほど最低な女じゃないのよ私」


貴｢今のままの性格でもやり方でも・・・そのままでいい。でも澪がそれで自分が傷つかないのならそのままでいいと思うよ｣


澪｢私はっっ私はっっ！！！このままでいいの！！そんなに綺麗な女じゃない！！傷つくほどメンタルが弱い女じゃない！！Aが手に入ればそれでいい！！」


貴｢そんなに安くない。心も感情も安くない。澪。貴方は私が手に入ればいいって言い張るのなら私は貴方のところへ行ってあげる。これ以上人の傷つく姿なんてみたくないからね｣


澪｢ホントに・・・！？｣


貴｢ええ。心も感情も貴方になんかに向いてない私をね。手に入ればいいのならそこにいればいい・・・それでいいかしら？｣


澪｢っつ・・・｣

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