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さんじゅう ページ34

逆先side



『ね、ねね寝ぼけてて頭がふよふよしてたんです!

ほんとにごめんなさい図書館の蔵書整理手伝うんでどうか命だけは』


つ「別に構いませんよ♪むしろ嬉しかったです!

蔵書整理なんてやらなくていいです…と言いたいんですが、

生憎、俺用事があって敬人くんに手伝ってもらう予定だったんですよ。

1人じゃ大変だと思うので手伝ってあげてください♪」


『なんでも致します仰せのままに』


夏「………」








学校


センパイとは別れ、ボクとAちゃんの2人になっタ。


『じゃ、夏目先輩もまた…』


ガシッ


夏「ごめン、ちょっと時間くれル?」


Aちゃんは首を傾げながら「いいですよ」と微笑ム。


夏「まだHRまで時間あるシ、外行こうカ。」


『わかりました!』


Aちゃんは荷物を置き、ボクと歩き出しタ。








『で、何か用でもあるんですか?』


夏「……そうだネ、そろそろ…いいかナ。」


変な虫がつく前に終わらせよウ。

早朝で人の少ない中庭にボクたち2人だケ。

ちょうどいイ。


夏「あのネ、……………」


『…?はい』


夏「…嫉妬しタ。」


『…………え?』


夏「その…、センパイにおでこキスされてるノ、見た時…。

すごく、嫌だって思っタ。」


『あ、あれは…、私が悪いんです、ごめんなさい…』


夏「謝らなくていいヨ。それニ、ほんとに言いたいことはこんなんじゃなイ…。」


ボクは深く深呼吸をしテ、真っ直ぐとAちゃんを見ル。








夏「ボク、Aちゃんのこと異性として好きだ。」

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Αγιάνο(プロフ) - 初めまして。Αγιάνο(あやの)と申します。偶然この作品をお見受けして、推しがメインに出ていたこともあり、一気に読み終えてしまいました。とても良い作品だと思います。更新、心待ちにしています♪ (2022年6月24日 16時) (レス) id: 1fbdbb976e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なめたけ | 作成日時:2022年3月26日 14時

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