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じゅうろく ページ18

誰だろう

暗くて顔がよく見えない


「っおい!邪魔すんな!」


零「あぁ?」


「ひっ……!?」


零さん!!!


零「可愛い可愛いAを傷つけたんだ。

てめぇにはそれ相応の罰というのを下さねえと気が済まねんだよ。」


零さんの掴んだ腕からメキメキと音がした。

待って待って待って私は大丈夫だからお願いだからやめてくれ!?


『ひぇっ……!?』


「いっ………!!!」


零「今回はこれで許してやる。

…いや、許すつもりはさらさらねぇが、

しにたくなきゃどっか行けよ。」


零さんがそう言うとその人はどこかに行ってしまった。


『あ、ああああの、れれれれれれ零さんっ』


零「すまんのうA、怖がらせてしまったようじゃ…。」


いや切り替えはやっ!?


『い、いえ、それより、ありがとうございます…』


零「我輩Aが無事ならそれでよいのじゃが…

無事とは言えんな……。」


『私は無事です!1発殴られただけです!』


零「殴られてる時点で無事じゃないのじゃよ。

もうあやつは行ってしまった。早く逆先くんの元に帰るがよいぞ。」


『わかりました!ではこれで…』


零「また何かあったらいけないからのう。

図書館の入口まで送っていくぞい。」


『ほんとですか!ありがとうございます!!』


すると零さんは手を差しのべてきた。

手を繋ごうってことかな?


零「Aが攫われたりしたら危険じゃ。」


『…へへっ、零さんは優しいですね!』


月明かりに照らされた零さんの顔は

ほんのり赤く染まっていた。

じゅうなな→←じゅうご



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Αγιάνο(プロフ) - 初めまして。Αγιάνο(あやの)と申します。偶然この作品をお見受けして、推しがメインに出ていたこともあり、一気に読み終えてしまいました。とても良い作品だと思います。更新、心待ちにしています♪ (2022年6月24日 16時) (レス) id: 1fbdbb976e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なめたけ | 作成日時:2022年3月26日 14時

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