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じゅうよん ページ16

『はぁっ、はぁっ……』


うまく呼吸できない。

私は地面に座り込んだ。


夏「Aちゃン!!」


誰かが、呼んでる……。


『なつめ…、せんぱい……?』


夏「Aちゃン、一旦深呼吸しよウ!」


私は夏目先輩と一緒に深呼吸した。

……少しは落ち着いたかも


『……ありがとうございます』


夏「そんなことより、何されタ!?

腕から血が出ちゃってるヨ!」


あ、バレちゃった…。

私が言えずにいると、夏目先輩は優しく私を抱きしめた。


夏「ちゃんと教えてほしいナ。ゆっくりでいいかラ…。

ボクの大切な人が傷つくのは嫌だからネ…。」


大切な…人……?


『……っ、グス、』


夏「大丈夫、誰も見てないからネ…」


私は大好きな夏目先輩の腕の中でたくさん泣いた。







つ「わあ!?Aちゃん、目が赤いですよ!?」


宙「怖かったんですね、よしよし…」


夏「なんであの老害はあんなやつをここに入れたノ?」


私はつむぎ先輩に手当てをしてもらった。


つ「はい、変に触らないでくださいね。

傷口が開くとまた大変なことになりますよ?」


『ありがと…ございます……』


夏「明日は覚悟しといてっテ…、何するつもりかナ?」


私が思うにこの展開はカッターキャーだと…((


宙「明日は宙が付きっきりで見張ります!」


夏「フフ、頼もしいヨ…♪

でも、念のためボクも影から見守ろウ。

何が起きてもすぐ飛び出せるようにネ。」


つ「俺は…」


夏「センパイは役に立たなそうな顔してるから何もしなくていいヨ。」


つ「えぇ〜!酷いです夏目くん…」


なんだか、心強いなぁ…

じゅうご→←じゅうさん



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Αγιάνο(プロフ) - 初めまして。Αγιάνο(あやの)と申します。偶然この作品をお見受けして、推しがメインに出ていたこともあり、一気に読み終えてしまいました。とても良い作品だと思います。更新、心待ちにしています♪ (2022年6月24日 16時) (レス) id: 1fbdbb976e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なめたけ | 作成日時:2022年3月26日 14時

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