私と ページ4
ここから時系列はプロローグの後に戻ります。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
今日の天気は一昨日の晴天と比べ、どんよりとした曇り空だ。
そんな中、私は一軒のアパートの前にいる。……かれこれ、数十分はいると思う。
なぜ、こんなことになっているかというと、一昨日のポルポからの話に始まる。
(内容はキング・クリムゾン)
……と、ポルポに言われたのだ。
そのあと、仲間の待つリストランテに行き、他のチームに移ることを伝えると、「……そうか。このチームは俺に任せてくれ｣「じゃあ、頑張って下さいね」と、なんともアッサリとしていた。
ブチャラティとフーゴにそう言われたとき、私の心の中は、(なんてこった、パンナコッタ)状態であった。
いや、別に心配をしてほしいわけではないのだが……。でも！もう少し別れを惜しむくらいはしてほしかった。
まぁ、そんなこんなで時は流れ、今日という日が訪れたのだ。……今朝もアッサリとした挨拶で終わった。だが、それが彼ららしいといえばそうだ。素っ気ない挨拶は、私を励ましてくれていたのだろう。
でも、ごめんねブチャラティ、フーゴ。今にも心が折れそうだ。
ポルポに渡された住所はここで合っている。……なのに！！全く出る気配がないのだ。
そりゃあ、暗殺者なら昼間は寝ていたり、忙しいかも知れない。だが、だからといってここまでインターホンに出ないことがあるだろうか。
さすがの私もイラついてきて、ずっとインターホンのボタンをポチポチと押しまくった。
別に路地裏にあるわけでもないこのアパートは、人が住んでいる気配もなく、人通りも少ないため、静かなこの場所では ピンポーン というインターホンが嫌に際立って聞こえる。
押し続けて数十秒しただろうか。中からドタバタとした音が聞こえてきた。その音は、だんだんとこちらに近づいてきて……。
とてつもない勢いで開いた。
ちなみに、この扉は私の方からでは、押して開けるタイプだったため、頭に打ち付けることはなかった。
古いアパートから出てきたのは、水色の天パで赤い眼鏡をかけた男性。
何かをボソボソと言っているが、俯いていてよく聞こえない。
彼の方をじっーと見ていると、彼がゆっくりと頭を上げた。
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梨音(プロフ) - ただの暗チ好きさん» 遅くなり本当に申し訳ありません！！ギアッチョ落ち、本当に少ないですよね……。だから書こうと思ったのに更新が止まってしまってすみません！もし、まだギアッチョへの愛があれば見てくださると嬉しいです！！ (2020年3月4日 18時) (
レス) id: 6beca693c4 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - 宇都宮白夜さん» 大変遅くなり申し訳ありません！！まだ推しはギアッチョでしょうか……。これから少しずつ夢主と絡ませていく予定です。コメントありがとうございました！！ (2020年3月4日 18時) (レス) id: 6beca693c4 (このIDを非表示/違反報告)
ただの暗チ好き - ギアッチョ落ちが、マジで少なすぎる、、自分もギアッチョ大好きです！ (2019年12月7日 10時) (レス) id: 7f2206b01f (このIDを非表示/違反報告)
宇都宮白夜(プロフ) - ギアッチョ落ちの夢小説ありがとうございますｯ（（（土下座 推しがギアッチョなのでとても嬉しいです！というか感謝しかありませんｯｯ！更新頑張ってください〜！ (2019年10月13日 0時) (レス) id: 9dd7ab0bcd (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - うさ木さん» 別アカから失礼します。コメントありがとうございます！！のんびりとした更新になりますが、気長に待っていて下さると嬉しいです(^^ゞ (2019年10月12日 13時) (レス) id: 2014aa6b49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リオン | 作成日時：2019年10月10日 22時
