《19》度重なる不幸。 ページ20
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『前が、見えない……』
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私は洗濯しておいたタオルを運んでいた。
約50枚のタオルは1人で持つには多すぎる。
だけどこれもマネージャーの仕事。
『、わっ!』
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『あーあ、、』
体育館の入口の段差につまづき、膝を強打。
大したことは無いが、タオルは床に散乱していた。
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荒木「それでは今日はここまでだ。前々から言ってあった来週末の遠征だが、対戦校を発表していなかったな。」
膝を打ったりタオル落としたり、ボールが直撃したり、、散々だった部活がやっと終わる。
私は部員の後ろからボーッと監督の声を聞いていた。
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今日の寮のご飯は何かな。
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あ、帰ったらゼッケン縫わないと。
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てか今何の話だったっけ。
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荒木「秀徳、海常、そして……、
桐皇だ。」
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『え……』
今、桐皇って……?
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それから先の内容は覚えていない。
紫原くんが送ってくと言ってくれたのに、私は用事があると言って断った。
何も考えたくない。
会いたくない。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年7月1日 8時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もとかわ | 作成日時:2019年1月14日 19時