血の戦い ページ9
紅覇「でも、あれだよねぇ…魔法使いは防壁魔法(ボルグ)が使えるかどうかとか…」
防壁魔法(ボルグ)?
「防壁魔法(ボルグ)とはなんですか?」
紅明「防壁魔法(ボルグ)というのは、魔道士自身を守るための魔法でして、成功すると光の球体のような膜が覆って守ってくれるのですよ。」
…わぁ!勉強になってよかった
白瑛「でも、今のAさんは一般市民と変わりませんね。マギの姉とは言えど、試したことがないということは魔法使いではない…しかっーし!!Aさんに魔力を感じるのは確かです!試してみますか?」
…私が…魔法を…
腕を組んで考えている私を見て紅玉ちゃんは
紅玉「帰ってからでもよろしくて?ね?Aちゃん。」
紅玉ちゃんは私の手を取ってにこりとわらってみせた
紅明「そうですね。焦る必要もありませんし、さぁ食べましょう。」
紅明がパンッと手をついて食事を食べ出した。
ジュダル「…俺は反対だな。」
皆「!?」
突然扉の方から声が聞こえた
白龍「…神官殿。」
ジュダル「…お前ら、分かってねぇな。そんな事したらこいつのチカラを使って"あいつ"がこいつ攫うぞ。」
ジュダルがAに指を指した
白瑛「そんな時は私たちが守ります。」
白瑛は強くジュダルに言った
ジュダル「ふっ…そうかよ。」
ジュダルはそれだけ言うと立ち去ってしまった。
やっぱり…危険なのかな…確かにそうだ。もし、もし私にアラジンと同じ強大な力を持っていたら、私は使いこなせるか………
紅明「Aさん…大丈夫ですか?」
紅明さんが心配そうに私に話しかけた
「まぁ…少し…。」
正直戸惑う…一般市民で平々凡々とくらしてた日常から急変して、魔法世界の創世の魔法使いの姉だとは……。
紅炎「お前らの話は聞かせてもらったぞ。」
皆「!?」
いきなり、さっきのジュダルと同じ扉の前に立つ紅炎
紅覇「炎兄…」
紅炎「俺は、Aが魔法が使えるか使えないか知りたいが…あまり、こいつを巻き込む事をしたくはない。
それは…皆も同じだろう?」
紅覇「ぐっ…」
紅玉「…っ」
紅炎はAの元に近づき
Aの頭を撫でながら言った
紅炎「…こいつに、血の戦いをさせたいとは、俺は決して思わない。」
白瑛「そうですね。」
白瑛がニコリと笑うと皆も納得したのか…
白龍「さぁ、みんな揃ったところですし…せっーの!」
ガチャンとグラスとグラスのぶつかる音を立てながら
皆「かんぱーい!!」
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コットン100%@元夢桜(プロフ) - 華鈴さん» いえいえ!変えときましたので!忠告ありがとうございます (2014年11月25日 16時) (レス) id: e14b83668e (このIDを非表示/違反報告)
華鈴(プロフ) - コットン100%@元夢桜さん» いえいえ!!私こそ、偉そうに申し訳ございません… (2014年11月25日 16時) (レス) id: bf2fadec8d (このIDを非表示/違反報告)
コットン100%@元夢桜(プロフ) - 華鈴さん» そうですか!すみません! (2014年11月25日 5時) (レス) id: e14b83668e (このIDを非表示/違反報告)
華鈴(プロフ) - この小説、ちょくちょく曲の歌詞入ってますね。歌詞の一部を載せるだけでも著作権にひっかかる…と思います! (2014年11月25日 1時) (レス) id: bf2fadec8d (このIDを非表示/違反報告)
練 白蘭 - コットンさんはイナズマイレブンお好きですか? (2014年11月24日 23時) (レス) id: 63e18080b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コットン100%@元夢桜 | 作成日時:2014年11月16日 0時