貪欲な彼２【練紅炎】 (ページ24)

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ティトスページ24

「…ここは」

あれ？これで何回目？いつも起き上がると違う場所にいるのは？←

マルガ「あ！お姉ちゃん！起きたんだね！！ティトスお兄ちゃんー！！お姉ちゃん起きたよー、大丈夫！私たちはお姉ちゃんの敵じゃないから…安心してね！！」

小さい子の笑顔を見て

きゅーんとなるAだった

動物は、苦手だけど子供は好き嫌いと言ったら好きに入る

「お名前は？私はA。よろしくね！」

マルガ「私の名前はマルガ！よろしくね！Aお姉ちゃん！！」

ニコニコとマルガちゃんの小さいおて手が私の手に触れる

可愛すぎるよ。

ガチャ…

不意に部屋があくおとが聞こえた

「？…ぁ…美人。」

入ってきたのは、金髪の短髪だけどまつげ長くて…いやぁ、これは男はほっときませんね。

マルガ「ティトスお兄ちゃん！！」

マルガがティトスに向かって走って抱きついた。

お、お兄ちゃん！？ということは

「男の子！？」

ティトス「そうだよ！男だ！！！」

ティトスは、以前にも勘違いされたっぽい言い方で怒る

「ご、ごめんなさい…」

Aは、しゅんとする

マルガ「ティトスお兄ちゃん！このお姉ちゃんAさんって言うだって。」

マルガは、ティトスにくっついたまま言った

ティトス「そうか…Aは、何処からきたんだ？」

ティトスは険しい顔をした

「うーんと、なんと説明しては分かるだろうか…これが長くて。」

うん、二時間くらいかけて話した

ティトス「なるほど…よし！Aを信じる！！しばらくはここにいてもいいぞ！！」

ティトスは、ドーンとした効果音をつけながら言い放った

「え、でも。」

ティトス「大丈夫！大丈夫！ムー達に君の事を話すから…あ！ミュロンって言う女の人もいるから仲良くやってくれ！じゃ、話してくる！」

風のように去ってしまった

マルガ「ティトスお兄ちゃんも、Aお姉ちゃんと暮らしたいのワクワクしてるね。」

まぁ、私もワクワクですけど…

って…本当にこれでいいの？

パリ…

…何か、抜けた感じの音がした_____