幼馴染みの特権【牛島若利】2

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「え、いや、黒尾さん、5人分って」





「残念だが俺は大真面目だぜ
白鳥沢には欠かせない戦力の内山Aくん
チビちゃんと同じくらい背丈、馬鹿みたいに綺麗な顔立ち、実力は本物だ
怪童の守護神、本当にその通りだよ」






黒尾さんはケタケタと笑いながら言う
月島は少し考え込んだ顔をし木兎さんは不満気な顔で黒尾さんを見つめていた







「木兎さん、本当のことですよ
いくつもスパイクレシーブで上げられたからってそんな顔しないでください」






「赤葦!!
その試合のことはもういいだろ！？」





木兎さんはそう言った後、黒尾さんと同じ真面目な顔で月島と俺を交互に見て言った









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「たしかに、あの子は強い!!でもな、ツッキー、日向、攻略出来ないわけないんだぞ
なんたって俺はあの子の弱点を知ってるんだからな!!」






「木葉さんが初め見つけたやつですね」






「赤葦ノッて!!俺のお陰だと幻想でもいいから思って!!」







月島は少しイラついた顔をしながら早く教えてください、と聞いた
リエーフも早く聞きたいのか 教えてください!!と言う
俺も早く聞きたい、ウチヤマの弱点







「おお、それはな＿＿＿＿」






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「"牛島若利" 基(もとい)"ウシワカ"だ!!」

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