幼馴染22 ページ26
ジャッジメントが終わった次の日も、その次の日も俺はレオ達Knightsと話すことは無かった。
朝はレオを置いていったし部活はレオと一緒だがレオは来ないし帰りなんかは会わないように帰っていた。
ある日いつも通り帰ろうとすると校門を出たすぐ先辺りで見覚えのある顔を見つけた。
俺が中学から普通科だった時まで俺にずっと陰口やらものを隠すなどの嫌がらせをしてきた女だった。
俺は嫌な予感がしてすれ違おうと思ったがそれは無理な話であった。
「ちょっと…？無視する気？」
「…」
「なんか喋れよ？おい？」
昔のように強気な発言をしてくる。
「こいつとうとう喋れなくなったんじゃないのー？」
「え？マジ？ウケるんですけどー！」
だんだん通りすがる人の目線が痛くなってきたあたりで俺は諦めて話をすることにした。
「…早く話せよ。」
路地裏に来て女達を呼ぶ。
5人…中には見知らぬ女もいる。
女は口を開く。
「あんた私のレオくんに近寄らないでって言ったよね？いくら男で幼馴染だからってデレデレしすぎなのよ！」
このセリフは中学生、普通科の時も聞いていた言葉だった。
この目の前にいる女、山田ゆめのはレオのファン。ガチ恋同担拒否ってやつらしく、レオが幼馴染の俺にデレデレなのが気に食わないらしい。
「私もKnightsのファンなんだけど何泉くんに名前呼びされてんの？」
この瀬名のファンだと名乗る女は見たことない。
囲いというやつなのだろうか。
「そうそう。この前のジャッジメント見たけどさ？お前マジでKnightsに戻る気？」
「…戻る気はない。」
「じゃあなんであの場で言わなかったの？」
「…」
「それって戻る気があるって事だよね？嫌だったら普通嫌われても嫌だと言うよね？」
この女の言う通りだった。
俺はレオに嫌われたくない。Knightsのメンバーに嫌われたくない。という理由だけでなく本当は戻りたいという気持ちがあってあそこでは断れなかった。
次に女は衝撃的な言葉を口にした
「だからさ？Knightsとあんたで戦うステージ受けてさ？ステージぐちゃぐちゃにしてよ？ねぇ！？」
「無理。」
「はぁ？」
「無理だって言ってんだよ！」
いきなり何を言い出すんだ。この女は。
ステージをぐちゃぐちゃにしろなんてそんなこと出来るわけがなかった。
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いまめぶ(プロフ) - 慎也さん» コメントありがとうございます。ジャッジメント前に倒すというストーリーの希望かしこまりましたが少々そちら難しそうです...只今伏線を貼っていたりするので長くはなってしまいますがどうぞよろしくお願いします (2020年1月21日 20時) (
レス) id: 045addd03f (このIDを非表示/違反報告)
慎也(プロフ) - ジャッジメントが始まる前に倒して貰えたら嬉しいです!!! (2020年1月21日 20時) (レス) id: 945a2937a6 (このIDを非表示/違反報告)
いまめぶ(プロフ) - 慎也さん» 初めまして。応援ありがとうございます！悪女ちゃんに退場してもらったらレオくんとのストーリーを沢山書いていきますので是非お楽しみにしてください。 (2020年1月16日 21時) (レス) id: 045addd03f (このIDを非表示/違反報告)
慎也(プロフ) - はやめに、ゆめのちゃんが居なくなって欲しいです!応援してます! (2020年1月16日 21時) (レス) id: 945a2937a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いまめぶ(あいうえおかし) x他1人 | 作成日時：2019年12月27日 22時
