【ダイヤのA】可愛い彼女は花模様〈2〉 (ページ4)

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稲実への誘いページ4

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2年前＿＿

今の稲実のメンバーのカルロスくんと、白河くん、山岡くんと、矢部くん。

そして一也くんと私は鳴ちゃんに呼ばれて広場に集まっていた。

御幸「コイツら全部、お前が集めたのか？……成宮、」

成宮「そ！あとは一也とA。お前が来てくれたら俺の理想のチームができる」

御幸「はは…」

鳴ちゃんは階段に座って、階段の下に居る一也くんと、鳴ちゃんの隣に立って居る私にそう言った。

白河「俺は別に他の捕手でもいーんだけどね。成宮がお前がいいってさ……」

成宮「一也にも稲実からの誘い来てんだろ？だったら一緒に最強のチーム作ろうよ。このメンバーが揃えば全国制覇だって夢じゃないよ！

Aだって、どうせマネージャーやるんだったら俺達を支えてよ」

確かにどうせマネージャーをやるんなら、今まで通り鳴ちゃんを支えるのもいい。

だけど、なんだかそれだけじゃ物足りないなって思うんだ。

それが何だかは分からないけど……

でも行きたいってところもあるわけじゃなくて、どうしようかなって考えてるところ。

するとその時、一也くんは頭を掻いて、ゆっくりと口を開いた。