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夢主side

チュンチュンと雀が鳴いている音で起きた私って……

隣には誰も居ないことにホッとする。

とりあえず、私はシャツ一枚だけしか来てなかったのを思い出してカァッと顔が熱くなるのが分かる

実はあのあと、何か手を引っ張って工藤邸に連れられて、色々あったんだよ色々ね(遠い目)

「大丈夫か?」

『………』

口をパクパクしても声が出ない。つか喉いたい

つか、いつの間にいたんだよ

「ああ、なるほど声が出ないんだな。ちょっと待ってろ」

そう言っておでこにキスをして寝室から出ていく赤井さん。

バタンと扉が閉まる音がすると

足をバタバタさせた。イケメェン過ぎるわ。何なの?スパダリか?いや、スパダリだったわ。

あーーーーーイケメェン過ぎる。帰ってから何も言われないで抱かれて、ハジメテを奪われたけど、それすら許せる程のイケメェン。

「大丈夫か?」

『………………』

カアアアと顔が紅くなるのが分かる。きっと赤井さんがイケメェン過ぎるのが悪いんだ!

「ほら、喉に良い生姜湯だぞ」

鬼か、鬼なのか。苦いの嫌いっていったのに……

「別に鬼じゃないさ、これが喉に良いのは本当だぞ」

考えていることが分かったのか?まさか、エスパー?

「違うぞ、君が顔に出すぎるんだ」

……うるせ、

「早く、飲め」

首を横に振って拒否をする。あんな苦いの飲めないわ

「しょうがないな口を開けろ」

嫌だね。

「しょうがないな」

そう言って顎クイをされ飲まされた。

『ゲホッゲホッ』

「まったく、」

いや、まったくじゃねーよ!そして呆れたように溜め息吐くな、悲しくなるわ

ピンポーン

お、ナイスタイミング!

コナン君かな?君にはちょーっとねぇ話したいんだが……

「俺が出てこよう」

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作者名:カラスキ | 作成日時:2018年4月17日 23時

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