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夢主side
寝れない。寝れる訳がない、
赤井さんがイケメン過ぎてツライ。
さっきのキ、キスとかさりげなく過ぎて、まだドキドキしてる。
しかし、そんな気分と裏腹に落ち込んでいるのは、内緒だ。
だって、赤井さんは私の事が好きでは無い。私とは任務として付き合ってただけだから。きっと赤井さんはダメダメな私を心配して着いてきてくれるだけだ。期待してはダメだ。
とりあえず、ドキドキを隠すためにソファーに移動する。今、アメリカは少し暑いから布団無しでも大丈夫だろう。
ーーーーー朝
チュンチュンと小鳥がさえずる声で目が覚めたらベッドにいた。何故だ?
もしかしたら、赤井さんが運んで来てくれたかもしれない。申し訳ない。赤井を見ると後ろに黒いオーラが
「明美、どうしてソファーで寝たんだ?」
言えない。言えるわけがない。赤井さんがイケメン過ぎて辛かったからソファーで寝たなんて言えるわけがない。
『それは……内緒です!』
右手でシーっとする。以前の私だったら絶対しないがなんと言っても私は宮野明美なのだ。可愛くないはずがない。
「そうか…そんなに俺とねたくなかったのか。ではこれはお仕置きだな」
ヂュッと唇が塞がれる。あ、赤井さんの目が私の目の前にあり、直ぐに舌をねじこまれる
『ん、ふぅん、ん、』
思わず甘い吐息が漏れてしまう。確かこういう時は鼻で息をするんだっけか?
鼻で息をしようとするがうまく出来なく、息が辛い。
呼吸困難で私は意識を手放した。
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作者名:カラスキ | 作成日時:2018年4月17日 23時