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ご飯を食べ終わると、すぐにシロギツネさんが僕の部屋に案内してくれた。
「ここがAさんの部屋ですわ。前までは、シロクマが使っていましたの。まだ片付けができていませんが……」
「あ、ありがとうございます、何から何まで……」
「大丈夫ですわ。何かわからないことがあったら、先程の暖炉の部屋にいますので。では、おやすみなさい」
ニッコリ笑ってそう言うと、シロギツネさんは廊下を後にした。
色々やるべきことを済ませ、自分の部屋へ入る。
元シロクマさんの部屋には、アザラシなどのぬいぐるみがたくさんあった。かわいいもの好きの人だったのだろうか。壁には、シロギツネさんと、おそらくシロクマさんであろう男の子のツーショット写真が掛けられていた。二人はさぞかし仲が良かったのだろう。本当に幸せそうな笑顔だった。
なぜ、シロクマさんはあんな化け物になってしまったのだろうか。僕はベッドに入って考えたが、疲れからかすぐに眠りに就いてしまった。
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るか - 面白かったです (2019年9月15日 22時) (レス) id: 453cf00967 (このIDを非表示/違反報告)
セイキン - 面白かったです (2019年8月21日 1時) (レス) id: 453cf00967 (このIDを非表示/違反報告)
卯月はかせ - 面白い……! 瑠璃狐は一体何者なんや……! (2019年8月21日 1時) (レス) id: d742f00055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まふぃーる | 作成日時:2019年5月5日 18時