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先程の暖炉の部屋へ行くと、机の上には美味しそうな料理。僕が見とれていると、シロギツネさんが戻って来た。
「あら、お上がりになられましたの」
「あっ、シロギツネさん。あの、服、ありがとうございます。……それにしても、よくこんな大きさの服ありましたね」
僕は気になっていたことを聞いた。シロギツネさんの顔が曇る。
(しまった)
きっとデリケートなことだったのだろう。僕は聞いたことを後悔した。が、少し間をおいてから、シロギツネさんが口を開いた。
「……先程、化け物に襲われたでしょう。その化け物も、元々は私たちと同じような者でしたの。」
重い雰囲気に、僕は何も言えなかった。
シロギツネさんが続ける。
「シロクマ、という名前で、元気な男の子でしたわ。私、その子と一緒に暮らしていましたの。……その服は、先程の化け物の物ですわ」
言わせてしまった……。僕の胸に罪悪感が残る。
「……さ、お召し上がって！早くしないと冷めてしまいますわ」
暗い空気を取っ払うようにシロギツネさんが言った。
「……そうですね、じゃあ、いただきます」
僕はシロギツネさんと並んでご飯を食べた。
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るか - 面白かったです (2019年9月15日 22時) (
レス) id: 453cf00967 (このIDを非表示/違反報告)
セイキン - 面白かったです (2019年8月21日 1時) (レス) id: 453cf00967 (このIDを非表示/違反報告)
卯月はかせ - 面白い……！ 瑠璃狐は一体何者なんや……！ (2019年8月21日 1時) (レス) id: d742f00055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まふぃーる | 作成日時：2019年5月5日 18時
