61択 ページ17
真緒「っ!…お前からも言ってもらえるって思わなかった」
え、なに?言って欲しかったの?
A「ご要望であればいつでも何回でも言って差し上げますよ〜?」
ニヤッと笑った顔を真緒に向ける
真緒「いい、俺が悶えタヒにしそうだから……」
え、悶えるの?あ、あれか。ジュンの笑った写真とか実物とかツンデレとかみて「ツンデレきたぁぁぁぁ」とか呟く私みたいなあれか。
やばいな私←
改めてどんだけジュンくんが好きなのか再確認できたところで再び彼に名前を呟かれる
A「も〜こんどはな…………………っ」
彼の熱を帯びた唇に私の唇が重なった
まるでここ一帯だけ時間が止まったかのように。一瞬で、それでもしっかりの伝わった熱は覚えている。あぁ、溺れてしまいそうだ。彼の、真緒の熱に。暖かさに
ゆっくりと離れていく唇を寂しく思う
初めての愛しい人との口付けがこんなにも素敵なものなんて知らなかった。こんなにも
愛しいが溢れてくるものなのだ
A「っ、真緒」
私は彼の名前を呼んで首に手を回す
少し驚きつつ真緒もゆっくりと私の背中に手を回してくれる
離れるのがこんなにも惜しいなんて
もっとずっとそばに居て愛を伝えていたい
出来ることなら私が成長を見守ってあげたい
初めてそんなこと思った。
愛って残酷だなぁ。でもそれと同時に
とても暖かい
遠くの方で日和の呼ぶ声が聞こえたきがした
離れなきゃ。戻らなきゃ、いけないのに……。
体が、心が動こうとしてくれない
私の全部が真緒と離れたくないと訴えている
好き。大好き
ううん、それだけじゃたりない
A「愛してる」
真緒「……俺も。愛してるよ、A」
ちょうど月に照らされた2人の影がもう1度ゆっくりと重なっていったのだった
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ちご - コメント失礼します!完結おめでとうございます!!ほんとうにこの作品が好きでずっと楽しみにしていました!真緒くんとの最後、すごく好きです!これからも応援しています!(* ' ' *) (2018年2月11日 12時) (レス) id: 0ad94017e8 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 甘党猫さん» もう、好きって言ってもらえるだけでほんっとにありがたいです!!嬉しすぎて泣けてきます……w。コメント本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!! (2018年2月6日 21時) (レス) id: 4249191d3c (このIDを非表示/違反報告)
甘党猫(プロフ) - コメント失礼します!この作品、展開に引き込まれて凄く好きです…!いつも応援してますってことを伝えたくてコメントさせて頂きました!ほんとにこの作品大好きです、作者さん無理をしない程度に頑張ってください(*´ω`*) (2018年2月5日 20時) (レス) id: 9719fbab66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メア | 作成日時:2018年1月15日 0時