検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:24,537 hit

三話♪♪♪ ページ1

A「……はぁ……」





やがて、唇が離れると、セトは私の瞳をまっすぐに見つめてきた。





その視線に、思わず恥ずかしくなって、耐えきれず下を向く。




A「な、何見てんのよ」




セト「………………もう一回」





A「…え?」




セト「もう一回しよ」






顎に手を添えられて、ぐいっと 半ば強引に上を向かされる。




A「もう一回ってな…っ…………んっ」






私が言い終わるよりも先に、再び口を塞がれてしまう。







A「………っふ」




セト「…………っ」







そして何よりも




(長いんですけど!!!)//////←






A「っち、ちょっと…………!」




ドンっ とセトの胸板を押すと、案外簡単に離れてくれた。




セト「なんすか?」



A「…な、なんすか?じゃないわよ!!!」




ドゴッと腹パンをいれてあげると、セトはお腹を抱えてうずくまった←




A「……っあ、あんな……あんな変なキッ……キキ、キスしていいなんて!いってないから!」




多分、私の顔は今真っ赤になっていると思う。

でも、それを分かっていたのに隠そうとはしなかった






それくらい、余裕がなかったのだ。





だって……だってセトだけなんだか余裕で




私だけ意識しすぎちゃってて……恥ずかしいじゃんか。









セト「………っはは…………はははっ…!」






急にセトが爆笑しだした。





A「なに笑ってんのよ!」




セト「いやっ………はは…っ! こんな感じ久しぶりだなって思っただけっす」




無邪気で、それでいて優しい笑顔で私のことを
見つめてくるので、なんだかまた恥ずかしくなって目を逸らした。







A「……と、とにかくアジト戻るわよ。皆待ってるし」




セト「えー、もうちょっと二人で居たいっす!」




A「甘ったるいこと言ってんじゃないわよ」





なんて、そう言いながらも内心


(私ももう少し二人きりがいいかも)




なんて考えてしまっていた。








セト「……あ、あの……A…」




A「…?」





セト「その…俺たちってもう……彼氏彼女ってことでいいんすか?」




A「っは!?なに言って………/////」






言葉に詰まってから、小さくつぶやくような声で私は言った。







A「……私はあんたの彼女になってあげてもいいけど」

四話♪♪♪→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
100人がお気に入り
設定タグ:恋愛 , カゲプロ , セト   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まろん - セトおおおおおおおおおお!セトが大好きすぎて死にかけてますww更新楽しみに待ってます!頑張ってください( ^∀^) (2016年2月10日 19時) (レス) id: 3b27bea78c (このIDを非表示/違反報告)
麻衣 - 更新を待ってます(≧▽≦)これすごく面白いです!!!!がんばってくださいね(*^^*) (2015年7月21日 22時) (レス) id: 25213b58aa (このIDを非表示/違反報告)
ボカロ、カゲプロなんでもこい! - 凄く面白いです!!モモちゃん変なところで.....(汗)更新頑張ってください! (2015年5月18日 6時) (レス) id: 3d32518aa2 (このIDを非表示/違反報告)
うなぎ@そらいろまふらーLove!(プロフ) - モモちゃんんんんんん!?(汗) (2015年4月6日 22時) (レス) id: b669b430ff (このIDを非表示/違反報告)
幸乃 - 変なタイミングでモモが来た(゜゜;) (2015年3月19日 2時) (レス) id: 688daf8497 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アオハ | 作成日時:2014年12月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。