【うたプリ×ブラコン】キミと奏でる愛という名のシンフォニーを【part３】

第４３コンフリクト、ラボ ページ43

しばらく歩き続けると、人はだいぶ少なくなり歩きやすくなった

しかし辺りには見慣れない景色が広がっている


貴方「(ここ、どこなんだろう・・・)」


私がそう不安に思った時だった

先輩がある建物の前で足を止める


私は反射的に先輩の目線の先を見上げた

見上げた先にはひっそりとたたずむ研究機関らしきものがあった


貴方「ここは・・・研究所・・・？」


私が思わずそう呟くと、先輩が頷きながら答えた


　藍「うん、まぁ、そうとも言うね」

　藍「ボクは『ラボ』って呼んでるけど」



『ラボ』はいわば『ラボラトリー(Laboratory)』、つまり実験室とか研究室、研究所という意味・・・

そのことを考えると、私の不安は募っていくばかりだった



　藍「もしかして・・・怖い？」


先輩が心配そうに私の顔を覗き込む

でも、その表情はすぐに微笑みへと変わった


　藍「たしかに変な所だけど、危ない所とかじゃないから安心して」


それから先輩は、私の手を引くとラボの扉にゆっくりと近づいた

そして手慣れた手つきでドアノブに手をかけると、その重たそうな扉をゆっくりと開けた


　藍「ハカセ、いる？」


先輩が少し声を大きくして呼びかける

すると、奥の方で男の人の声が返ってきた


　？「その声は・・・藍か？」



その男性はなにやら研究中だったらしく、私たちに『少し待ってて』と言い残すと、慌ただし
く地下にへと行ってしまった


それからほどなくしてメガネをかけた白衣姿の男の人が現れた


　？「待たせちゃってすまなかったね、ちょっと研究が立て込んでしまっていてね」

貴方「いえ、私の方こそ急に訪ねてしまってすみません」


私はポリポリと頭を掻きながら笑う白衣の男性にペコリと頭を下げた

するとその男性は『いいよいいよ』と言って優しく微笑んでくれた


　？「いやー、それにしてもビックリしたよ、藍が女の子を連れてくるなんてな」

　藍「・・・だから、事情があったって言ってるでしょ！」


男性は微笑ましそうに笑い、先輩は目を逸らしながら照れたようにそう言って微笑んだのだった


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『ねぇ...カミュ様？ボクに心がふっと宿ったとしたなら〜♪』

『カミュの誕生日を祝いたかったんだよ』←


はい、どうもユミです！またもや更新遅れちゃってすみません！

それからカミュ23日誕生日だったので祝います！おめでとーっ♪

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