【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ15)

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☆５７☆コノハの魔法ページ15

屋敷から出ると、Aは近くで待機していたコノハとクロハと合流した。

貴「2人とも、遅くなってゴメンね」

ｸﾛﾊ「別に大丈夫だ、少し辺りをぶらついて時間を潰してたし」

ﾌｨﾘｱ「さぁさぁ早く行くわよ！ワイバーンを倒しまくって宝石を発掘するわよ！！」

ﾛｰﾘｨ「フィリア、ちょっとは落ち着いて…」

　フィリアの調子はさっきから曝上がり状態だ。好きなものの為なら何だってできるって感じかな…？
　とりあえずフィリアの勢いに乗って、私はワイバーンを討伐していかないとね！

　私達はすぐに宝石の発掘場所へと向かって行った。

―――
――

貴「さて…依頼主さんによればここら辺だね」

　しばらくその場をうろうろしていると、呻き声のような音が聞こえた…恐らくワイバーンだろう。私は構えてワイバーンがやってくるのを待ち――戦闘が始まる。

「グオオォォォォオオオオオッ！！」

貴「氷竜の鉄拳！」

　すぐさまワイバーンに攻撃を繰り出した。その一瞬の光景をコノハとクロハは驚いて見ている。

ｸﾛﾊ「Aの魔法スゲェな…」

ｺﾉﾊ「A、頑張って…！」

ﾛｰﾘｨ「そういえば、貴方たちはどんな魔法を使うの？」

ｺﾉﾊ「えっと、僕は……」

　突然ワイバーンの攻撃がコノハ達の方へと向かった。
　気をつけて周りを見ていたけど、複数もいるし全てを私に注目させるのは厳しすぎる。

ﾌｨﾘｱ「ちょ、攻撃がこっちに来るわよ！？」

ﾛｰﾘｨ「キャァァァァッ！！」

ｺﾉﾊ「これ…！！」

コノハが出をかざすと、バリアのようなものが現れた。
バキンッと音が響くがバリアには傷が付いていない。

ｸﾛﾊ「大丈夫だ、安心しろ」

ｺﾉﾊ「これが、僕の魔法…」

　コノハはバリア魔法を使うんだ…！元々運動神経が抜群だし、それに加えて防御系の魔法が使えると…これは敵に回したくない。

ｺﾉﾊ「こんなことも、出来るけ…ど！！」

　コノハは手を思いっきり振りかざすと、受け止めていた攻撃を跳ね返した。そのままワイバーンに跳ね返って壁に激突する。
　自分が言うのもあれだけど、チートの様に思えるのは私だけだろうか。

ｺﾉﾊ「クロハも魔法、使いなよ」

ｸﾛﾊ「俺にはタイミングが必要なんだよ」

　クロハの魔法はどんな魔法なんだろう…と言っても何故か想像がついてしまう。まぁ見てみないとわからないよね！