【マギ】自由系女子はアルマトラン出身でしたっ！

11夜:俺たちといるべき ページ13

ソロモン:次はここに神杖を奪いにいくぞ！

皆ー貴:はい！




こうしてみると
アルバが言っていたとおり、
ソロモンは皆のリーダーなんだと
改めて思う



貴:にしてもここ…暑い…
うぅ…っクラクラする…

ウーゴ:A、大丈夫？
はい、お水。

貴:(ゴクゴク

ファーラン:無理は禁物アルよ？

貴:うん…
でもまだまだ見てみたいものがあるから
少し見てくる…っ！

ウーゴ:あっ、A！





さっき少しお水もらって復活したし、
大丈夫！


ーゴポッ


貴:…ん？
…っ！？！？



な、何…！？



よだれ垂れてて
目もイってて
いかにも食べてやるって言う風な…！！




貴:杖…ない…っ！！



防壁(ボルグ)…っ！！



ーがるるるる…っ


貴:…っ！！


ーパリッ


まだ若干弱っているからか
魔力が全然足りない…



防壁(ボルグ)が…っ！





貴:助け…て…っ！！



そう思い目を閉じた瞬間
張っていた防壁(ボルグ)が
一気に緩んだ



貴:…ソロ…っモン…！！

ソロモン:もう大丈夫



そう言うと
ソロモンはそいつに近づいた



ソロモン:お前強いな！
爪も立派だし、牙もある！
将来勇敢な
鱗狼(マンティコア)の戦士になれるぞっ！





鱗狼(マンティコア)って言うのか…




ソロモン:ほら、今日はもう帰りな？
母親が迎えにきてるから、な？



奥を見ると、
母親らしき鱗狼(マンティコア)がいた



貴:本当だ…




するとそのあと、
一緒に帰って行ってくれた



貴:世界は広いな…
それに、僕は全然言葉が分からなかった
けどワクワクしてる…！

ソロモン:そうか


ソロモンは本を
読みながら聞いてくれる



ソロモン:ならやっぱり…


開いていた本を閉じると
近づいてきて手を差し出した


貴:え？

ソロモン:俺たちといるべきだな
もっともっと色んなもの、
見せてやるさ！

貴:…うんっ！！




差し出された手を取った
僕なりのとびきりの笑顔で…

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