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彼女への宛先 ページ19
この前初めて零した本音と弱音。
それらを話してから
美風さんと連絡のやり取りを
始めるようになった。
進行中の音楽については勿論、
音楽の知識が豊富な美風さんから
アドバイスを頂いたり、
本当に些細な日常も。
少し、ほんの少しずつだけど
自分の日常から話すようになった。
しかし相変わらず電話はせず
画面で眺める文章でしかお互いを知れない。
実際は一度会った事があるけれど
あれは"彼女"ではなく"私自身"。
このやり取りだって、
美風さんからは"彼女"であることしか知らないし、
私の事なんてきっと気にも留めていない。
そう思うと、少し切なくなる。
そんなある日の事だった。
いつものように
パソコンとピアノに向き合って
戴いたお仕事に打ち込んでいた時。
ふっと思い出したかのように
急に私のケータイが静かに一音を立てた。
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いちごぱっふぇ(プロフ) - azucena さん» わあわあ！！そんな好きなんて嬉しいです、照れます！（笑）ありがとうございます(*^^*) (2016年8月15日 11時) (
レス) id: e734390f27 (このIDを非表示/違反報告)
azucena - いちごぱっふぇさんの作品、とても好きです♪更新、頑張って下さい♪ (2016年8月15日 11時) (レス) id: 0c401dd01b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごぱっふぇ | 作成日時：2016年5月12日 0時
