Key4 ページ17
マヤ「わたし本体じゃない？どういうこと？」
セッ「その体はマヤがこの世界に適応できるようにウーゴが作った人形なんだ」
マヤ「じゃあわたしの本体はどこに…？」
セッ「聖宮だよ。ウーゴが数年間守り続けている」
マヤ「じゃ、じゃあ！聖宮に行けば…！」
セッ「あまり元の体に戻るのはオススメできない。マヤのためにも、マヤの大切な人にとっても」
マヤ「なっ、なんで！？元の姿に戻らないとわたしは本来の姿に戻らないんだよね！？」
セッ「思い出して。マヤはソロモンの娘であり、ソロモンの意思全てを受け継いでいるんだ」
ソロモンの意思…？何のこと？
？『…む』
頭の中で誰かの声が響いた。
わたしは大切な何かを忘れている。
何を忘れてるの…？何が思い出せないの…？
セッ「それでもまだ元の姿に戻りたいのなら止めないよ。マヤはマヤだからな」
セッタは優しく微笑んでわたしに手を伸ばした。
すると手の先に光が集まり一本の神杖が現れた。
マヤ「！これってわたしの！！」
手の先にはもう無くなってしまったと思っていた、自分がアルマトランにいた頃に使っていた神杖があった。
テス「マヤお姉ちゃん！これも！！」
マヤ「テス…？…！？何でここに…？」
テス「ここでずっと守ってたんだ！いつかお姉ちゃんに渡すために！」
セッ「みんなを守ってやってくれ。もうアルマトランのようにならないように」
わたしがテスの手から受け取ったのはソロモンの神杖だった。
掴むと自分のルフがざわめいたのが分かった。
ワヒ「これは特別じゃ！」
そう言ってワヒードはわたしとソロモンの神杖を一つにしてしまった。
セッ「二本もあると邪魔だしな」
マヤ「3人とも…ありがとう…。ここに来てよかった……」
ソロモンの神杖を掴んで、わたしは父の温もりを思い出した。
『わたし、いつか絶対お父さんよりすごい魔導士になるからね！！！』
『あぁ、楽しみだ。全種族が笑って過ごせる、そんな世界を俺たちと作ろうな』
ダビデとの戦いの前の日、父との最後の会話だった。
(ありがとう、ソロモン。わたしの父でいてくれて、本当にありがとう)
セッ「早く行かないといけないんだろ？もっと話したったけど仕方ないよな。またな、マヤ」
3人はわたしに手を振り始めた。
(またね)
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舞衣(プロフ) - 名前変更できるようにしてくれませんか(´･ ･`) (2018年2月7日 3時) (
レス) id: 52484bd7f5 (このIDを非表示/違反報告)
咲香(プロフ) - 名前変換が出来ません(><) とても面白い作品なので対応してくださると嬉しいです！！更新待ってます！ (2017年4月28日 22時) (レス) id: 831f900924 (このIDを非表示/違反報告)
やなごん(プロフ) - 名前変換ができないのが少し気になります！でもこの小説すごく大好きなので、更新頑張ってください！ (2017年4月26日 16時) (レス) id: d6988b317c (このIDを非表示/違反報告)
咲香(プロフ) - 初コメです！いつも楽しく読んでいます！ ちょっと質問なのですが、主人公の名前を入力して変えても出てこないんですが、対応していない作品なのでしょうか？ (2017年2月28日 19時) (レス) id: 831f900924 (このIDを非表示/違反報告)
MAYA(プロフ) - 日和さん» ありがとうございます！（＾Ｏ＾）更新頑張りますね〜！ (2016年12月31日 18時) (レス) id: 10ba54ddce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAYA | 作成日時：2016年9月5日 23時
