Key3 ページ16
セッ「今までよく頑張ったな」
3人の笑顔を見るとすごく落ち着いた。
みんなで過ごしていたアルマトランでの日々が蘇ったようで幸せな気持ちになった。
テス「最近お客さん多いね、父さん！」
ワヒ「そうだなぁ」
…？この精神世界に他に誰か来れるの？
マヤ「それって……誰？」
セッ「なんだっけ？アリババ…ってやつ？」
マヤ「アッ、アリババ！？何でこんなとこに！？」
思いもしない名前が出て来て、つい大きな声が出てしまった。
魔導師でもないアリババがこんなところに来れるはずがない。どうやって…。
テス「そのお兄ちゃん、体なくなったみたいだから新しい体あげたんだ〜」
あっ、新しい体！？えっ、アリババ！？何があったの！？！？
セッ「ややこしい言い方するなって。マヤが困ってるだろ？」
ワヒ「すまんすまん」
セッ「そのアリババって人、意識だけがこの世界に飛ばされてしまってずっと彷徨っていたみたいで。元の世界に戻すために、これをあげたんだ」
セッタが取り出したものはどこかの国で、ハニワと呼ばれる人形だった。
マヤ「なんでそんなものを…」
セッ「そんなことより、マヤは急ぎの用があって来たんだろう？」
マヤ「あっ！そうだった！お願い、セッタ達が知っていることを全部教えて欲しい」
わたしがそう言うと、3人は驚いた顔をした。
ワヒ「本当にソロモンそっくりじゃなぁ」
原始竜にも言われた言葉。わたしはあまりソロモンのことを覚えていない。自分の記憶にあるソロモンはただずっと一人で悩み続ける王様の姿。
この人たちの言うそっくり、と言う言葉がしっくりと来ない。
セッ「とりあえず、マヤを育てたシンドバッドという男はダビデと繋がっている。ダビデはこの世界を支配しようとしているんじゃないかと俺は考えている」
やっぱりそうか。シンドバッドがおかしくなったのはダビデの影響が強いのかもしれない…。
テス「それと、マヤお姉ちゃんはマヤお姉ちゃんじゃないんだよ」
マヤ「…え？それってどういう意味？」
自分がずっと引っかかっていたことをテスが言葉にしてチクリと自分の胸に何かが刺さったようだった。
セッ「今使っているマヤの体は、マヤ本体ではないって言ったら分かりやすいかな？」
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舞衣(プロフ) - 名前変更できるようにしてくれませんか(´･ ･`) (2018年2月7日 3時) (
レス) id: 52484bd7f5 (このIDを非表示/違反報告)
咲香(プロフ) - 名前変換が出来ません(><) とても面白い作品なので対応してくださると嬉しいです！！更新待ってます！ (2017年4月28日 22時) (レス) id: 831f900924 (このIDを非表示/違反報告)
やなごん(プロフ) - 名前変換ができないのが少し気になります！でもこの小説すごく大好きなので、更新頑張ってください！ (2017年4月26日 16時) (レス) id: d6988b317c (このIDを非表示/違反報告)
咲香(プロフ) - 初コメです！いつも楽しく読んでいます！ ちょっと質問なのですが、主人公の名前を入力して変えても出てこないんですが、対応していない作品なのでしょうか？ (2017年2月28日 19時) (レス) id: 831f900924 (このIDを非表示/違反報告)
MAYA(プロフ) - 日和さん» ありがとうございます！（＾Ｏ＾）更新頑張りますね〜！ (2016年12月31日 18時) (レス) id: 10ba54ddce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAYA | 作成日時：2016年9月5日 23時
