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クズ3 ページ5
「Aさん」
廊下を歩いていると後ろから声をかけられた。
『国見くん!!』
私の大好きな後輩、
そして、私と堅治の関係を知っている後輩。
「顔色、悪くないですか」
私はビクッと肩を揺らしてしまった。
「何か、あったんですか？」
きっと私の反応から察してくれたのだろう。
国見くんには、彼氏がいることもバレてるし
何回も相談に乗ってもらったことあるし、
大丈夫かな。
．
『彼氏がさ、浮気してるっぽいの。』
「……話、聞きます。保健室行きましょう」
さすが国見くん。
私がして欲しいことを分かってらっしゃる。
．
．
そのまま国見くんに連れられ、
保健室へと向かった。
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作者名：ま や | 作成日時：2020年4月13日 20時
