お休みなさい ページ36
実「ねぇAちゃん、背中、洗いっこしない?」
貴「いいですよ。」
...よく考えると......タオル取らなきゃだめじゃん!!
ははは、恥ずかしい。
どうしよう。胸が見えたらどうしよう。
...玲央先輩なら大丈夫かな?
いいか。←
実「いらっしゃい、Aちゃん。
先に流してあげるわ。」
よし、覚悟を決める。
胸のほうは隠しといていいよね?
実「///結構大きいのね。」
貴「どどど、どこ見てるんですか!?
見ないでください!」
恥ずかしい。
見られちゃった、ちょっとだけ。
実「あら、ごめんなさい。
でも...
俺だって、男だぜ?
気を付けたほうがいいんじゃねぇの?」
ドクン
え?今の何?
胸が高鳴ったような...。
気のせい?
それにしても...いきなり低い声になるなんてズルい!玲央先輩!
緊張するし、変に意識しちゃうじゃん。もう!
・
・
お風呂を上がって、今、玲央先輩に髪を乾かしてもらってる。
実「Aちゃん、髪サラサラね〜〜。
ずっと触ってたいわ〜〜。
今度いろんな髪型、させてちょうだい♪」
『ッハ。お前、髪気持ちいいな。
俺以外に触らせんなよ。』
あの時の真さんの言葉が蘇る。
貴「っ!」
実「大丈夫!?」
危ない。涙がこぼれそうになっちゃった。
心配かけちゃいけないよね。
貴「だいっじょうっぶっです。」
泣くのを堪えようとすればするほど、涙が止まらない。
実「泣いてもいいのよ。」
そう言って抱きしめてくれた。
ダメだよ。ダメだよ私。
真さんと玲央先輩の事、重ねてる。
真さんの事、忘れるために玲央先輩のこと利用しようとしてる。
そんなことしたら、ダメだよ。
玲央先輩が傷ついちゃうじゃん。
私の事、心配してここまでしてくれたのに。
貴「お休みなさい。」
そう言って、布団に入った。
玲央先輩に抱きしめてもらいながら。
私の余命はあと28日...
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非常口*(プロフ) - 来ました。頑張ってくださいね^^* (2014年1月13日 0時) (レス) id: c119c531ba (このIDを非表示/違反報告)
マツコーラ(プロフ) - ななな、なんと!是非!お友達になってください! (2014年1月12日 15時) (レス) id: 3c29a2ff0c (このIDを非表示/違反報告)
かずみ - 初めまして、続き頑張って(^_^)ノ応援します(*^▽^*)友達になってくれませんか? (2014年1月12日 15時) (レス) id: 1ff2ac125f (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎん(プロフ) - ぺんぎんです! 遅くなって申し訳ございません……。これからも頑張って下さいね!! (2014年1月9日 22時) (レス) id: b8a7c938dd (このIDを非表示/違反報告)
黒子シュナ(プロフ) - すごく面白いです!!応援してますので、更新頑張ってくださいね(*´∀`*) (2014年1月8日 1時) (レス) id: 4a6bf48781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マツコーラ | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/gedoukusari/
作成日時:2014年1月3日 17時