３話 ページ4
side真緒
「浮気されてますよぉ？結婚して１週間でイタリアに？絶対イタリアに居ますよぉwww」
煩い。Aはそんな奴じゃない、仕事熱心なだけだ。そう思ってるのに、１週間こればっか言われてくると流石に俺も堪えるわけで･･･不安になった、昼夜問わずに電話した。昼だろうが夜中だろうが律儀に出てくれるAに安心して、仕事に出るとまた不安が襲う。
「ほーんと、仕事ばっかでありえなぁい。私と付き合いませんww？」
「･･･衣更、大丈夫か？」
小さな声で晃牙が気を利かして心配してくれる。
「私なら衣更さんを１人になんか･･･「１人になんか、かー･･･」」
出演者全員の背筋が一瞬にして凍る。ずっと口説いていと読者モデルも口を開けたままポカーンとしていた。
「やっほー、真緒君に大神君。２週間ぶりだねぇ･･･もう年かな、遠い日に感じるよ。」
「オメ〜と俺様の年齢は一緒な筈だけどな。
「あは☆」
懐かしいあの兎のブカブカのロングパーカー、不敵の笑み･･･昔通りだ。なんにも変わってねぇ･･･
「だ、だれよアンタァ！？」
「人に名前を尋ねるときは自分から名乗りなよ、礼儀知らずだなぁ。」
「ハァ！？私を知らないの？」
「存じ上げませんねー、まったく。」
･･･絶対Aはあのモデルを辛かってるし、おもしろがって遊んでいる。
「･･･へぇ、モデルさんなんですかそりゃどうも。私は衣更です、そこの真緒君の･･･妻？嫁？どちらでもいいけど結婚相手です。しがないデザイナー、ですよ。」
「はぁ！？そうなんですか！？」
俺の方をみてモデルが問いかける。俺の知り合いは変人が多いが、兎のふざけたパーカーを着る友人はもとから一人しかいなかった。
「ってか１ヶ月はイタリアじゃなかったのかよ。」
「真緒君が心配過ぎて戻ってきた。ってかほっぽり出してきたわ、めんどくさい。」
は･･･？お前何言ってるんだよ、今やってる仕事は大事な大きな仕事だって･･･プロジェクトだって言ってたよな？それを投げ出した？
「お前、戻「戻らないよ。」」
フードを取り、真っ直ぐこっちを見る。
「真緒君に比べたら取るに足りないね、あの仕事も。真緒君が心配だから辞めた、充分すぎる理由だよ。」
だから、そんな顔しないでよ。と頭を撫でる。本当、Aには敵わない。
Aは何かを思い出したかのように司会者の席にあった林檎(本物)を取ってきて、言った。
「聞きたい事があるならどーぞ？」
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mol(プロフ) - キキさん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんは私のテンションによって結構変わってるのでコロコロ変わって何だコイツと思われてないかな、と不安に思っていたので嬉しいです！出来るだけ早めの更新出来るように頑張ります！ (2015年8月8日 22時) (
レス) id: b4c46e0b8a (このIDを非表示/違反報告)
mol(プロフ) - 水撫月さん» コメント返しが遅くなって本当にすみません！！続編にいけたのは読者さんのおかげです･･･！できるだけ早めに更新出来るように頑張ります。コメントありがとうございました！ (2015年8月8日 22時) (レス) id: b4c46e0b8a (このIDを非表示/違反報告)
キキ - 夢主ちゃんの性格、大好きです(〃∇〃) 更新、頑張ってください！ (2015年8月8日 11時) (レス) id: b05baa7531 (このIDを非表示/違反報告)
水撫月 - 続編おめでとうございます!!頑張ってください!! (2015年7月27日 16時) (レス) id: 544fba5743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mol | 作成日時：2015年7月27日 1時
