【黒バス】木吉先輩の双子は転生系女子の様で~six~

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それから数日後

放課後の体育館に、私と蒼摩君はお邪魔していた

蒼摩君は、自主練に残っているバスケ部員と遊んでいる

ちゃんと練習しろって思うかもしれないが、遊びだって練習にはなる

青峰君はそれに当てはまると思っている

あ、蒼摩君もかな

紫「キヨちん〜」

(人1)「な、何ですか?」

紫「お菓子持ってないの?」

時々、紫原君は食べ物を求めて私に近づいてくる

1度あげてしまうと近づいてくる猫や犬、鳥みたいだなと思った

(人1)「あー……あるには、ある」

紫「まじ!?ちょうだいちょうだい」

そう言って顔を輝かせながら、座っている私の隣に腰を下ろす

いや、まあ、あるんだけどさ

(人1)「家庭科で作った物ですけど。それでいいならどうぞ」

鞄から1つの紙袋を取り出して、彼の手に乗せる

紫「ありがとー」

と、言い終わる前に、紙袋に入っていたそれを取り出す

紫「何これ、クッキー?」

(人1)「いや、スコーンです」

クッキーと間違えられたスコーンは、家庭科で作った物だ

これ、結構上手く出来たから、家で紅茶のお供として食べたかったんだけどな

その夢は叶いそうにないです

紫「まあ、何でもいいや。頂きまーす」

ぽーんと口に放り込む

(人1)「どうですか?」

飲み込むのを待って、感想を聞いてみる

紫「んー、美味しいんだけど、口の中の水分がなくなる」

そういうものです

飲み物が欲しい と呟きながらも、どんどんスコーンの量は減っていく

暫くすると、紙袋の中身は空っぽになってしまった

ああ、私のスコーン…

紫原君のお腹でよく消化されるんだよ…!!

紫「水分取られたけど、美味しかった」

(人1)「…ありがとうございます」

紫「また何か頂戴。またねー」

自由か!!

心の中で叫びながら、去って行く紫原君を見送った

ふざけんなよあの妖精め

可愛いから許しちまうじゃねえか←

(人1)「蒼摩君に修造君!!」

羽「えっ?」

虹「どうしたよ」

(人1)「私もやる!!」

意味不明なイライラを解消すべく、入れて貰える様に交渉(?)する

虹「俺は別にいいけど…」

「俺もいいよ」

他の方々からも許可が出て、参加させて貰う事になった

羽「でも、Aちゃんスカートじゃん」

(人1)「大丈夫、今日は体育だったから短パンがあります」

鞄の中から雑に取り出した短パンを履き、男子の輪の中に混ざった


*+*+*+
皆さんって、体育ズボンの事何ていいます?
自分の所は、中学は短パンで高校がハーフパンツだったんですよね←どうでもいい

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