10歳の少女【約束のネバーランド】

《番外編》 ページ8

原作の第１話、「GFハウス」が終わったので短い番外編を書こうと思います。

内容はこの夢小説の５話が参考になります。
ｰｰｰ


１回目の鬼ごっこが終了し、木陰で４人が休んでいるときだった。


「おいA」

『？』

「お前体勢変えろ」

『……はい？』


突然レイに言われたことに動揺して頭の上に？マークが浮かぶ。エマも浮かんでる。


『え、何急に怖いよ……ね、エマ』

「そ、そうだね」


そう言って私は座った状態で体を横に揺らした。
外の風を感じられて気持ちいいなこれ。



「えっと…言いづらいんだけど…その……」

「ノーマン、俺が言うよ…」

『？』

「三角座りしてると下着が見えるんだよ」

『……は…』

「今のお前の体勢だと下着が見えんだ」



レイの言葉の意味にやっと気づいた後の私の行動はとても早かった。

１秒もしないうちに正座に座り直して真っ赤な顔を地面に擦り付けた。

形としては土下座と同じ。



『ご、ごごごごめん！！！』

「A！？」



エマが焦る。

恥ずかしすぎて今レイとノーマンの顔を見れなくて「え、エマー！！」と抱きついた。



「大丈夫だよ！全然見えなかった！！」

「嘘つけノーマン。こっからだと丸見えだ」

「ちょっ、レイ……！」



チラッと見てみると２人の顔も若干赤みを帯びている気がした。


皆から後で聞いた話によると、私はその日の鬼ごっこ中ずっとぎこちなかったという……。



ｰｰｰｰｰ
短い番外編でした。



↓ここで次からの回の話もさせてください↓


「GFハウス」の次は原作の第５話「やられた！」から始めます。

(薄々気付いている方もいると思いますが、夢主はある秘密を持っています……)

夢主の「やられた！」前の動きもちょいちょい載せていきつつ、エマ達と脱獄の話をできるようにしていこうと思います。

やられた！【１】→←GFハウス【６】

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