殺 し 屋 少 女【マフィア松】

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この男をどうしてやろう






私をあんな目に合わせたのだ



ただ殺すだけでは気がおさまらない






「動けば撃つ」




一松に抵抗する様子は見られない




先ほど自分の手に当てられた道具を手に取ると、銃を向けたままじりじりと距離を縮めた






「…っ！」




一松を押し倒して馬乗りになり首元に銃口を当てがう







「ふふ、声上げたりでもしたら、もっと痛くするから」






____ガチャリ、と道具に手をはめ込み力をこめた時












「そこまでだ」






部屋の扉が開き、同時にたくさんの人間が銃を構え入ってくる






「チッ…」





「お楽しみのとこ悪いけど、うちの弟、離してくれる？」









ダークスーツに緑のネクタイの男、松野チョロ松は地に響くような低い声で言った




そんな威圧かけたって効かない







「なら、その銃を下ろせ」





負けじと私を取り囲む数十人の男達を睨みつけた





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