▽prologue ページ2
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笠「A、これ干してきてもらっていいか?」
『…どうしたんですか、これ』
笠「黄瀬にスポドリ溢された」
『あはは…』
びしょびしょのジャージ。
これで何度目だろう。
体育館のドアを開け、外に出る。
そこで、運命の出会いが訪れた。
『……え、』
体育館の目の前で佇む一人の少年。
顔の整った同い年くらいの男の子。
『えと、どちら様ですか?』
真「碓氷真澄」
『海常高校の生徒ですかね…?』
真「………」
『…あの…』
ずっと黙っていたこちらを見つめていた少年は、そのままの表情でこちらへ近づいてきた。
真「アンタ、可愛い」
『…え?』
真「監督に似てる」
『監督?』
真「はぁ……好き」
『えぇ!?』
真「結婚して」
『結婚!?』
ちょっと、いやかなり強引な碓氷真澄さん。
大変な予感がする。
これが、私たちの出会い。
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Gang ster×Sick - 私は真澄のモノになってもいい!貢がせて・・・。 (2019年11月16日 0時) (レス) id: 9175532e2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲那 | 作成日時:2019年6月4日 7時