【文スト】転生して気付けば手遅れでした()【勘違い】

愚痴が九つ ページ11

A視点




私がそうやって公園でぐずぐずしていると、誰かに声を掛けられる。




「………どうかしたか」




あっクソイケボ！めっちゃイケボ！！でも何かどっかで聞いた事あるイケボだな！！どこだっけ！

って落ち込んでる状態でも一番にそれを考えてしまう辺り私も末期である。




そして一瞬でぶち上げられたテンションは全く表に出さず極めて冷静に話始める私は凄い。

たぶん役者の才能あるよね。凄いAちゃん！わぁい嬉しい！そして自画自賛虚しい！




『………どうか、お気になさらず。』



「年端も行かぬ娘が日暮れ前に泣いていてもか。」



『………』



「………無理に、とは言わないが。」



『………祖父が、帰らぬ人となりました。良い人でした。強き人でした。不器用で、優しい、人でした。

その人の遺言通りにこの地に来たは良いものの、見知らぬ土地で独りは、想像より、ずっと、寂しくて。

一度そう思ってしまえば動く気も起きず、此処に居ります。』




何だこの口調。恥ずかすぃ………

さては私、思ったよりイケボの登場にテンパってるな？お？




アッ因みに迷子の部分とイケオジの最後のキャラ崩壊は隠したよ！

当たり前だよね！わざわざ自分からこの年にもなって迷子だって言うの恥ずかしすぎるよね！

あとイケオジの最後は普通に言えないよね常識的に考えて！

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