変わっていく ページ20
屯所
山南さんと私、ほんのわずかだけど血がつながってる。
里を出た後、人間と恋に落ちた女鬼の言い伝えを思い出して人里を探した。
山南家の柱に印があったし、山南さんに会って血のつながりを確信した。
それで少しの間見守るつもりが、いつの間にか私が見守られていて。
しかし…朝の額への口づけに翻弄されと手合せは全くだめ。
A「参りました。」
山南「集中できなかったようですね。」
A「いえ。」
山南「そうでしょうか。では私は。」
まさか山南さんに口付けのせいですとは言えないし、微笑む山南さんを直視出来ない。
A「ありがとうございました…//」
手合せを静かにみていた平助に、なぜか腕を引っぱられて部屋に連れて来られた。
藤堂「なあ、山南さんとなんかあった？」
平助が不満そうに口を開く。
ふと平助には唇に口付けされたな、と思いだす。
A「ない…/////」
藤堂「A、どうしたっ？」
平助が顔を覗き込むから、余計にだめ。
A「平助。顔近い…。」
藤堂「なんだよそれ…嫌なのか？」
今までは意識しないようにすれば平気だったのに。
切ない顔の平助に胸が痛む。違うのに。
A「いやなんか…はずかしい。」
平助が目を見開く。
瞬きしてから、満面の笑み。
藤堂「それってオレを意識してくれてんだよなっ。」
意識してなかったわけじゃないけど。
私の唇に平助の唇が重なる。
藤堂「今日のAすげー可愛い。」
嬉しそうな顔の平助が私をぎゅっと抱きしめた。
変わっていく私。
これは良い変化？悪い変化？
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2014年5月16日 19時) (携帯から) (
レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - あっちゃん２５さん» ごめんね！！大丈夫ですよ(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2014年5月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん２５(プロフ) - そのお言葉を聞いて安心しました。。。 (2014年5月16日 7時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マヨ | 作成日時：2014年4月7日 18時
