降り積もる雪の中 ページ21
屯所
庭に雪が膝まで積もった。
背中から倒れて寝転んだまま空を見ると雪はまだ降り続けている。
気持ちいい。
斎藤「A。」
一くんが私を見下ろしていた。
A「なに？」
斎藤「風邪をひく。」
心配そうな顔の一くん。
A「ありがと。でももう少し。」
一くんが私の手に触れた。
斎藤「もう冷えきっている。」
A「うん。あっ結晶。」
一くんの着物に雪の結晶がたくさん。
思わず起き上がった。
指で触れると結晶は溶けてしまった。
斎藤「Aの着物にも。」
私の着物にも、たくさん雪の結晶。
斎藤「…くしゅん。」
一くんがくしゃみをした。
笑いを堪えて立ちあがった。
A「寒いよね。早く入ろう。」
斎藤「ああ。…A？」
ためだ、笑いがこみあげる。
A「一くんのくしゃみ可愛いすぎ。」
斎藤「俺のくしゃみが可愛いなど…//」
沖田「薄着で雪遊び？子供みたいだね。」
総司が縁側に出てきてあきれた顔をしてる。
A「寝転んでた。一くんごめんね。」
斎藤「平気だ。」
一くんが上着も着ないで出てきてくれたことに気がついた。
沖田「さすが雪国育ちだね。普通は凍えちゃうよ。」
総司が私の髪についた雪をはらいながらクスッと笑った。
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2014年5月16日 19時) (携帯から) (
レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - あっちゃん２５さん» ごめんね！！大丈夫ですよ(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2014年5月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん２５(プロフ) - そのお言葉を聞いて安心しました。。。 (2014年5月16日 7時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マヨ | 作成日時：2014年4月7日 18時
