少女の革命【あんスタ】 (ページ8)

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奏でよう6 ページ8

零「それはかつて、おぬしを傷つけたものかもしれぬが
それがおぬしのたったひとつの武器なんじゃ、それを最大限に活かすがよい
弱い仲間を庇いながらでは、ほかの連中も戦えぬぞ
ということで、遊木くんにはこれから地獄を見てもらう♪」

貴「あ～・・・真、悪いけど同情するよ
晃牙、真をみっちり鍛えて」

ギターの手入れをしてる晃牙が嫌そうな感じでこっちを見てきた

零「『もう殺してくれ』と悲鳴をあげるまで、絶対に容赦はするな
こやつには、そういう荒療治が、猛特訓が必要なのじゃ♪」

結構鬼畜なことをいいながら愉しそうにいう零先輩

晃牙「あぁ？命令してんじゃね〜よ、何で俺様が？」

零「うむ、おぬしは独善的で他者を顧みぬ、けれど抜群に優れている
そんな荒馬に跨りつづければ、どんな素人だろうが嫌でも成長するぞい
成長できなければ、あっさり落馬して死ぬだけじゃ、くっくっく♪」

晃牙「テメ～は悪魔か、嫌な笑い方しやがってよう？
おい、アホの明星ども！お前ら頼る相手をまちがえたんじゃね～のか？」

北斗「いや、成り行きではあったが、こうして朔間先輩に指南をいただけるのは幸いだ
俺達には必要なんだ、厳しい帥が、少年漫画のような、苛烈な修練が
でないと、強大無比な生徒会にはとても太刀打ちできない」

私は何をしておこうかな

練習を回るのはいいかもだけど

零「Aの嬢ちゃん、2つぐらい頼みたい事があるんじゃ
1つは後で言う、もう1つは全体での練習時のプロデュースじゃ
おぬしも、そろそろ『UNDEAD』以外のユニットのプロデュースを
した方がいいじゃろう、それまでは・・・凛月の幼馴染の特訓に付き合ってやれ」

貴「真緒の特訓に付き合えるなら文句はないよ
それに専属は『UNDEAD』だもん、最近はちょくちょく
『2wink』のプロデュースしてるから
真緒のところに行こ」

零「あやつは人の話を最後まで聞かんのう
衣更くんに執着し過ぎじゃ」

貴「ま～お」

真緒「あ、いた、お前どこいたんだよ！午後の授業サボりやがって！」

貴「軽音部の部室、『Trickstar』の子が来たから」

真緒「そうなんだな、北斗達が」

貴「特訓に軽音部が手伝う事になったよ
真緒は生徒会が忙しいと思うけど
また、特訓に付き合うから」

真緒「お、サンキューな、あ、やべぇ！生徒会行かねぇと
これ、お前の荷物、プリントとか入れといたからちゃんとやれよ！じゃーな！」

貴「ばいばい」

んじゃ・・・司と帰ろうかな

私は司が練習しているであろう場所に向かった