少女の革命【あんスタ】 (ページ9)

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奏でよう7 ページ9

貴「司～練習終わった？」

司「お姉様！！もうすぐ終わりますよ！」

貴「んじゃ、待ってる」

凛月「ふぁ～・・・・A、おい～っす」

貴「凛月」

『Knights』はやっぱりレベルが高かった

元々、3人の時でも強かった

個々のレベルが良いから個人主義

司はそんな中やれているのか不安だったけど

嵐と凛月がいれば安心か

私が暴れていた時に潰せなかったユニットの1つ

『デュエル』を『Knights』から挑戦された

凛月ともう1人、瀬名泉・・・瀬名先輩は倒した

だけど、もう1人の『Knights』のリーダーで『王さま』

『月永レオ』

れおくんとは引き分けに終わってしまったから

今なら普通に負けるだろうけど

泉「ちょっと～！そこ邪魔になるから中にでも入れば？」

貴「ありがとう、瀬名先輩」

嵐「ツンツンしてるけど、照れてるのよ」

泉「照れてない！ほ～ら、かさくん？
待たせちゃダメだから急いでやろか？」

司「Σ(っﾟДﾟ；)っﾋｯ・・・・瀬名先輩怖いです」

それから瀬名先輩のスパルタの指導が始まっていた

指示も的確だし、流石だと思った

凛月「前から思ってたけど・・・Aってセッちゃんと
血の匂い、同じだよね～」

凛月が嵐に聞こえない程度の声でそう言ってきた

貴「そう？自分では分からない」

凛月「な～んも言わないね、やっぱりそっくりだよ」

凛月がそう言うのは

瀬名先輩と生き別れの兄妹だった

もちろん、向こうは覚えてない

瀬名先輩の母親はあまり好かなかった

それはすぐに気付いて私は家から出ていった

それが3歳の頃だっただろう

朱桜家に引き取られた

本当の姉弟ではないと司は気づいていないだろう

髪の色は司とそっくりで瀬名先輩と似てるところなんて

瞳の色だけだから

泉「はい、終わり」

司「せ・・・なせっ・・・ぱ・・・・・」

嵐「司ちゃん、お疲れ様、帰って休んでちょうだいね？」

司「お、お姉様・・・もう少し・・・・まってて・・・くださっ・・・・」

貴「ちゃんと待ってる
凛月・・・さっきの話、誰にも言わないで」

凛月「もちろん、分かってるよ、血貰うからね？」

貴「また今度」

司「お待たせ致しました！では、先輩方
お先に失礼します」

貴「司、『Knights』でやってける？」

司「はい！もちろんです！私は頑張って見せます！」

貴「そう」

潰さなくて良かったのかな

この子の事を任せられる『ユニット』だと信じているから