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やめたい36 ページ37

〜貴方side〜

今日もゆうたくんが来てくれた

ゆうたくんは彼のお兄さんの話

学校での出来事を沢山話してくれる

とても、しっかり

ていねいに

だけど、時々辛そうに

笑って

話してくれていた

そんな日々が続き

私は退院をした

そして、しばらくは

佐賀美先生という人からの計らいにより

アパートに住むことになった



陣「いいか、お前は保健室で自習な?葵弟が来るまで出るんじゃないぞ?」


貴「・・・・・わかりました・・・・・」

何故?

教室には行けない

佐賀美先生がそうしてるのかな・・・・

ゆうたくんがくるまで待と・・・・


勉強をして、作業をして・・・・・

昼休みになった時


凛月「ふぁ〜・・・・・・!!」


貴「・・・・・・?」


凛月「A・・・・・?」


貴「誰・・・・ですか・・・・・?」


凛月「!!・・・・・やっぱり・・・・また、失敗・・・・しちゃったなぁ・・・・
俺は、朔間凛月だよ・・・・よろしく、A」


貴「Aです、よろしくお願いします・・・・」

一瞬彼は驚いて目を見開いた

だけど、その表情は直ぐに崩れて

そして・・・・


貴「どうして、泣いているんですか・・・・?」

涙が流れていた


凛月「ごめんね・・・・A・・・・俺のせいで・・・・ごめん・・・・」

朔間さんはその涙を止めることなく

泣いていた

ずっと

私に謝り続けていた

その真意は分からない

けど、彼は、今

苦しんでいた


貴「何があったか、わかりません・・・・休みますか?」


凛月「うん・・・・・」

フラフラながらもベッドに横になる朔間さん

だけど、涙はやはり止まることはなかった


凛月(やっぱり・・・・Aの記憶が消えてたなぁ・・・・・俺のせいなんだけど・・・
昨年も今年も、何も、変わらない・・・・A・・・・・
俺らはいつから、交わらなくなったの・・・・?俺に見せてくれてた笑顔はもう、どこに消えたの・・・・・
ごめんね、俺のせいで・・・・・・俺が・・・・Aの心を壊した・・・・)

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匿名希望 - 深夜に読んだら涙止まらなくなっちまいました神作品ありがとうございます!!!。 (9月2日 4時) (レス) id: 8c5c96fd1b (このIDを非表示/違反報告)
りこっぴ - めちゃくちゃ泣いてしまいました(≧▽≦) (2022年1月30日 22時) (レス) @page1 id: 6193ec296a (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
藍姫(プロフ) - 結さん» ありがとうございますっ………!すごい嬉しいです!好き言って言って下さりありがとうございます! (2021年7月22日 10時) (レス) id: 64dda06758 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika  
作成日時:2019年11月11日 21時

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