やめたい18 ページ19
だから私は抜け出した
衣装のイメージを何となく固めたいからとか何とか言って
本当は全部嘘なのにね
ただ、逃げたかっただけなのに
貴「嫌になるよ・・・・」
英智「何がだい？」
貴「ひっ・・・・・・！」
英智「やぁ、そんな所で何をしてるのかな？」
貴「えっ・・・・と・・・・・」
英智「そんなに怯えなくていいのに・・・・それにしても大変な事になったよね？
Aはどうするんだい？心の拠り所の葵ゆうたくんが月永くんと同じ『ユニット』」
貴「何が・・・・言いたいんですか・・・・・・？」
英智「Aはちゃんと残れるのかい？そろそろ月永くんとも・・・・」
貴「無理なんですよ・・・・・！私は、もう・・・・・お兄ちゃんには届かないから・・・・・
お兄ちゃんは、もう、お兄ちゃんじゃないから・・・・
もう、戻れないんですよ・・・・
私は、あの人を見ることがもう、辛くて仕方ない・・・・・」
英智「・・・・・僕が君のことをちゃんと見てれば良かったかな？
けど、もう僕にはそれができない
A、葵ゆうたくんを大切にするんだよ？
彼なら、独りぼっちになった君の心を救ってくれる」
貴「・・・・・・あなたは・・・・どうして・・・・やっぱり、あなたのせいだ・・・・・」
英智「僕のせいでも構わないよ、でも、これだけは覚えてて欲しいんだ
僕も、つむぎも、凪砂くんも、日和くんも、誰よりも僕らが君を理解してる事に
君が葵くんが拠り所になったように、いつでも、僕らを頼りなさい」
貴「ありがとう・・・・・ございます・・・・・英智さん」
英智「君に礼を言われる程じゃないよ」
貴「・・・・・・もし・・・・・またあれだったら・・・・いいですか・・・・？」
英智「そういうことは、もう彼に頼みなさい、ほら、迎え来てるよ？」
貴「・・・・・？」
ゆうた「A」
貴「ゆうたくん・・・・」
ゆうた「もう解散になったから帰ろ？」
貴「うん」
英智「じゃあ、失礼するよ、またね、A、葵ゆうたくん」
ゆうた「生徒会長と何話してたの？」
貴「ちょっと・・・・・ね・・・・・昔話」
ゆうた「去年の・・・・・」
貴「大丈夫だよ・・・・ゆうたくんは自分のことに集中してね」
ゆうた「俺も、兄貴や、司くんに負けないくらい頑張る！Aは衣装作り、頑張れ」
貴「ありがとう・・・・・！」
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匿名希望 - 深夜に読んだら涙止まらなくなっちまいました神作品ありがとうございます!!!。 (9月2日 4時) (
レス) id: 8c5c96fd1b (このIDを非表示/違反報告)
りこっぴ - めちゃくちゃ泣いてしまいました(≧▽≦) (2022年1月30日 22時) (レス) @page1 id: 6193ec296a (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
藍姫(プロフ) - 結さん» ありがとうございますっ………！すごい嬉しいです！好き言って言って下さりありがとうございます！ (2021年7月22日 10時) (レス) id: 64dda06758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍姫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika
作成日時：2019年11月11日 21時
