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やめたい6 ページ7

『2wink』のレッスンが終わって私は家に帰ったら帰る

着くと直ぐに部屋に入るけれどその日だけは違った

扉を開けるといつも何も言わずにこっそり行くから

それが慣れてて

お兄ちゃんの存在に気付かなかった

だって、思わないから

今まで部屋からも出てなくて、どこにいるかも知らなかったのに

いきなり現れたお兄ちゃんがこっちを見てるなんて


レオ「おい・・・・何も言わないのか?」


貴「っ・・・・・・・」

いつものように怖い顔をして、私を睨んでいる

昔は、こんなこと、なかった気がする・・・・・

もう、覚えてない、そんな記憶

ただあるのは、今のお兄ちゃんだけだから

私はお兄ちゃんを通り過ぎて部屋に入る



お兄ちゃんが帰ってきただけで、こんなに苦しいなんて思わなかった・・・・・

いや、思おうとしなかった

ピコン

そんな時、1つのメール

何か察したかのようにゆうたくんからきた


ゆうた『今日、生徒会長に何か言われた?隠してるように見えたから』


貴『少し色々言われちゃった・・・・・気にしなくていいよ』


ゆうた『ならいいけど・・・・・月永先輩、帰ってきたんだね
でも、俺がAをちゃんと守るから、今度は絶対に教室から出ないでね
昼も帰りも迎えに行くから』


貴『ありがとう、ゆうたくん・・・・・』

本当は歳が一緒なのに、学年が違う

もし、私が今年からの1年生で、ゆうたくんと一緒だったら

少しは何か変わってたのかもしれない

そんなこと、もう、出来っ子ないけど・・・・・


〜葵ゆうたside〜


ゆうた「これでよしっ・・・・・」


ひなた「ゆうたくん!またAさんと?ゆうたくんは本当にAさんが好きだね!」


ゆうた「・・・・・だったら何?アニキは関係ないから!」


ひなた「気になるじゃん?一個上の先輩だよ?どういう経緯で知り合ったとか
あの人の噂のこともそうだけど?」


ゆうた「アニキには内緒!」


ひなた「ゆうたくん、酷い!!」


ゆうた「それより、噂って?『アレ』?」


ひなた「ゆうたくんが思ってるのでいいと思うよ?1年でも広まってるし
去年の事は知らないけど、生徒会長と組んでたって聞いた事ある」


ゆうた「へぇ〜・・・・・」

Aの噂は確かに広まってる

悪いことばかり、そのせいでAがまた苦しんでる

それに加えて、月永先輩が帰ってきた

Aに何も起きませんように・・・・・

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匿名希望 - 深夜に読んだら涙止まらなくなっちまいました神作品ありがとうございます!!!。 (9月2日 4時) (レス) id: 8c5c96fd1b (このIDを非表示/違反報告)
りこっぴ - めちゃくちゃ泣いてしまいました(≧▽≦) (2022年1月30日 22時) (レス) @page1 id: 6193ec296a (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
藍姫(プロフ) - 結さん» ありがとうございますっ………!すごい嬉しいです!好き言って言って下さりありがとうございます! (2021年7月22日 10時) (レス) id: 64dda06758 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika  
作成日時:2019年11月11日 21時

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