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ハーマイオニーはハリーを見届けてから紫色の炎をくぐりぬけた。
すると目の前にAがいるのだ。
驚きのあまりその場にしゃがみこんでしまう。
『ハーマイオニー、無事だったのかい？』
｢え、ええ！私は無事よ！｣
『ロンならそこで寝ているから、無事に医務室へ届けてくれ。』
そう言って紫色の炎の中へ入ろうとするAを必死で止める。
｢A！？何してるの！危ないわよ！｣
『だって、今君はここからでてきたじゃないか』
｢それは、瓶の中に入ってる薬を飲んだからよ！｣
『どういうことだい？』
｢スネイプ先生が創った魔法のトリックよ！それでハリーは黒い炎を潜れる薬を飲んで向こうへ｣
『ハリーは向こうにいるんだね？』
ハーマイオニーの言葉をさえぎってAは言う
『だったら、この炎を通る以外なんの選択肢もないよ』
ハーマイオニーはちぎれんばかりの声を出した。
｢ダメよ！行ってはダメ！！｣
きっとこの炎を通ってしまえばAは死んでしまうかもしれない。いくら私たちよりも能力が高くて知識があったとしても、こればっかりは先生にはかなわないと。
Aの腕を必死で掴んで止める。
｢嫌よ！行かないで！私、Aがいなくなったらっ｣
『ハーマイオニー、』
『これは僕の償いだ。君たちを危険な目に遭わせてしまったから。』
｢でもっ｣
『お願いだ。ハーマイオニー』
『大丈夫。僕はここで死なないさ』
優しくハーマイオニーの腕を解いて炎の方へ
Aは消えてしまった。
｢そんなっ、そんなっ｣
ハーマイオニーは止められなかった悔しさで、涙が止まらなくなる。
するとどこからか声が聞こえた。
【大丈夫よ、あの子はこんなことで死なないわ】
Aじゃない誰か。多分女の人の声がした。
ｰｰｰｰｰｰｰ
ハリーは賢者の石を盗もうとしていた相手がクィレルだと知った時は驚きが隠せなかった。
なぜお前なんだと。
そして目の前にいるクィレルは知っている姿ではなく、吃りながら話す姿が嘘のようにスラスラと話していく。
なんなら、いつも謎だったターバンの中身にヴォルデモートを忍ばせていたというとんでもない男だった。
みぞの鏡が目に入る。
その瞬間、そこに反射して見えたのはAの姿だった。
｢A！？｣
無意識に出た声にクィレルと後ろに住んでいるヴォルデモートはAを見る。
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ダリア(プロフ) - ここまで面白い作品久々に見ました😭続きがめためた楽しみです (2023年2月25日 21時) (
レス) id: d38c2ff012 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - クレィルってなってました。 突然すみません (2023年2月23日 22時) (レス) @page16 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年2月6日 12時
