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Aはあの日以来、少しばかり心にモヤモヤをかかえるようになった。あの鏡は一体何なのか、そして誰なのか。
分からずにクリスマス休暇が訪れた。
1ヶ月眠っていたこともあり、心配に心配した両親は絶対にクリスマスは帰ってきなさいと念を押した。
ハーマイオニーと二人で汽車に乗り込む。
ロンもハリーも残るらしい。
『そうだ、ハリー。来年のクリスマス休暇は僕の家で過ごしたらどうかい？』
見送りの時に、ハリーにAは提案する。
『僕の家、やけに豪華なクリスマスパーティーをするんだ。友達も呼ばないのに。』
『だから寂しいから、君が来てくれたら僕は多分とても楽しくなるよ』
その言葉をハリーは神からのお告げとも思えるほどに嬉しかった。Aの家に招待された、そして、キミがいればとても楽しい。だなんて！！
｢もちろん！絶対に行くよ！手足がもぎ取れても！熱に侵されてもいくよ！！！！｣
ハリーの勢いにハーマイオニーはドン引きだった。
ロンは、自分が誘われていないからかジト目でハリーとAを見ている。
『ロン、君もね？』
少し意地悪をしていたらしい、小悪魔が召喚されたのかと思う程に可愛くウィンクをしてロンをみる。
｢っ！Aのいじわる！｣
ロンをいじることが最近のマイブームらしく、その反応を見てAはケラケラ笑っている。
汽車が出発するらしい。
『じゃあ、クリスマスプレゼントを送るよ』
｢あぁ、Aもハーマイオニーもまたね。｣
コンパートメントから覗けばだんだんと小さくなっていくハリーたち。
『ホグワーツに来てよかったって本当に心の底から思うよ』
入学から今までの事を考えても3人に出逢えたことはとっておきの宝物。
｢ええ、私もそう思うわ。｣
2人で顔を見合せて笑い会う。
｢あれね、最近2人きりになる時間がなかったから少しもどかしいわ｣
ハーマイオニーが少し緊張気味に言葉を紡ぐ
『なんでだい？』
Aは何も知らないのだ。ハーマイオニーの芽生え始めている気持ちを。所詮Aは男の子。女の子の気持ちは分からないらしい。
｢それは、、久々だから。｣
少し言葉に詰まったが何とかハーマイオニーは言葉を返す。
『そうだね。ココ最近はずっとハリーかロンが一緒にいたね』
Aが眠りから覚めてからは、トイレやお風呂もロンとハリーの護衛が着くようになった。
｢貴方とペアになるって言ったら授業だけですもの｣
嬉しいような少し寂しいような
『じゃあ、今度から2人だけの時間を作るかい？』
無自覚タラシ伝説はまだ始まったばかり
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あずき(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！！！落ちとかって決まったりしてますか？ (2023年1月31日 0時) (
レス) @page31 id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - フォールさん» 私も大好きな小説なので気がつけばたくさん更新してしまいます笑頑張ります！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - 真昼さん» とても嬉しいです。ありがとうございます！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - この小説に出会えて良かったです！まだまだ序盤の方だけどとてもおもしろいです！どうか主様のペースで最後まで筆記し続けて頂けると幸いです！頑張ってください、応援してます！ (2023年1月28日 21時) (レス) @page13 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - この先、どうなっていくのか楽しみです！最後まで応援しています！！ (2023年1月28日 8時) (レス) id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年1月27日 1時
