標的２１３…少年の目的。圧倒的実力差（３） ページ24
続き
二人があっという間に倒されたことにより、圧倒的な実力の差が決定的なものとなってしまった
「ゔお"ぉい。話にならねぇぞぉこいつら…死んどけ」
『隼人っ！！』
男の剣が獄寺に振り下ろされそうになり、数秒後の物騒な未来に歩美の全身から血のけが抜けた…しかし、
ガキ！
その刃が獄寺に届く前に、傷を負い倒れていた少年がブーメランのような武器で受け止めた
そのおかげで、男の関心が獄寺からまた少年へと移った
「いよお"ぉゴミ野郎。そろそろゲロッちまう気になったかぁ？」
「断る！！」
「なら、ここが貴様の墓場だぁ」
直後に始まる刃の応報を見る歩美は、手も出せずに立ちすくむことしかできない
『っ、っ…！(どうすれば…こんな時、私は…っ！！)』
ポフ
『Σっっ！？』
どうにかできないかと手をこまねいていた歩美の頭に、何か柔らかなものが落ちてきた
突然のことに軽く飛び上がるほど驚いた歩美だったが、それを手に取って…今、これほど心強いものはないと目を輝かせた
そして、これをもっとも効率的に使うためには…
『っ…リボーン！』
リ「手相を見せる時も、真夏のうだるような暑い日でも、その手袋はつけとけ」
『はい。……そ、の…格好は…』
リ「植木だぞ」
歩美にそれ…六道骸との戦いの時に、レオンから産み出された死ぬ気の炎を宿す手袋を届けたリボーン
その格好は、緑のアフロのような被り物と半裸に鉢植えという…植木のコスプレをしていた
植木のリボーン。そして、その手にはレオンが変身した黄緑色の銃…その銃口は、歩美の額に…
リ「アユ。あのロン毛を倒して、あいつとファミリーを守れ」
『っ…はい！』
ズガンｯ！
歩美の額に炎の塊が撃ち込まれるとほぼ同時に、男と戦っていた少年の額から死ぬ気の炎が消えていた
「ゔお"ぉい。まさかオレに勝てるとでも思ってたのかぁ？野良犬の分際で……話はそっちのガキから聞くことにしたぞぉ。てめぇは死ねぇ！！」
男の剣が少年を貫かんと突き出された時、その腕を歩美の…手袋が変化したグローブを装着した歩美の手が、力強く掴んだ
『
……死ぬ気で、おまえを倒す……仲間を、彼を…死ぬ気で…守るっ！！』
小言弾…ではなく、通常の死ぬ気モードとなった歩美が、その額に荒々しくもどこか静かな死ぬ気の炎を宿し、男をにらみつけていた
続く
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十六夜☆(プロフ) - Ray@二次元LOVEさん» 指摘コメントありがとうございます！でも問題は無いので大丈夫です！ (2019年9月1日 23時) (
レス) id: f83bc8c19a (このIDを非表示/違反報告)
Ray@二次元LOVE(プロフ) - 標的222にて恐らくですが、夢主の名前と家光の名前が光景になっています (2019年8月27日 1時) (レス) id: 0d5710c941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2019年6月23日 23時
