遊木真の兄は皇帝のお人形(男主)

人形‐2話 ページ4

正直ま〜くんがAを知ってたのにびっくりした。

そっかそっか。ま〜くんの友達…ゆうくんはAの弟だもんね、

やっぱり、そのゆうくん一家の皆はAがどこにいるのか探しているのかな？

でも今までニュースとかでAがいなくなったーってやつ見てないもんなぁ。

あぁ、でも、あいつの家にいるなら…
いや、あいつの家に監 禁…されてるならニュースにでる方がおかしい。

権力でそんなニュースすぐにでも無くすだろう。

あの日。

あいつと俺たちの戦いの日。

俺達が敗れて、あいつが勝って。

王様は壊れて…Aは、どこかに消えて

俺とセッちゃんは辛くてもいつか戻ってくることを信じてKnightsを守り続けた。

まぁ、まだ二人は戻ってきていないけども。

俺は隣でなんか考えてる幼馴染をみて言った。

「おじいちゃんからま〜くんに助言してあげる。」

そう言うと俯いていたま〜くんの顔がバッと俺の方を向いた。

「なんか知ってるのか！？」

大きな声で、間近で言われた。
うるさい。

「ま〜くん。しぃー！」

「え、あ、悪い…」

ま〜くんは一瞬しょんぼりしたがすぐにまた顔を上げ

「で！？助言って？」
と、今度は小声で聞いてきた。

喜怒哀楽が激しいね。ま〜くんは。
そう思いながら俺は言った


「あのね、

ま〜くん。

ゆうくんのお兄さん…Aが今いるところの主…
ううん、Aを攫った本人が近々…

･



･



･

この学院に戻ってくるはずだよ

誰かはご想像にお任せ〜♪｣

ま〜くんはポカーンとした顔でこっちを見てまた考え始めた。

そんな難しく考えなくてもいいのに。

だって、ま〜くんはその人のことを知っている。

話したことだってるあるだろう。



だって…









･








同じ委員会で最強の敵なのだから。

(あんずとま〜くんたちのユニットがこの学院に革命を起こすことを信じるよ。
頑張ってね。ま〜くん。)

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