episode6 ページ8
A「…このままわたしが命をおとしたらどうする?」
何故か変なことを言ってしまった。
熱のせいかな?
クロハ「縁起でもねーこと言うな。」
ピシッとデコピンをかまされ、やりかえしたくてもうまく身動きが出来なくてできない。
A「…えへへ。」
クロハ「あー。でも
もしも、姫が目を覚まさなかったら
どこぞの白雪のプリンセスみたいに───
優しくキスして、起こしてやるよ。」
クロハは、笑ってそう言う。
クロハ「でも、またキスしたら今日みたいに嫌われちゃう?」
わたしの手をとって指を上手く絡ませる。
A「…いいよ。
この前の、ノーカウントにしてあげるよ。」
わたしがクロハにそう言うと、クロハは少し寂しそうな顔をして笑った。
クロハ「ありがと。」
わたしも何故、許してしまうのかわからない。
そこまで嫌じゃなかったから?
今日、熱のあるわたしを一日中、看病してくれたから?
それとも…
まぁ、理由なんてどうでもいいのかもしれない。
A「こちらこそ
ありがとう。」
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しづゆう。 - クロハ格好よすぎです// 小説面白いです!更新ファイトです! (・∀・´)ゞ (2016年5月26日 17時) (レス) id: a227697c47 (このIDを非表示/違反報告)
みらーる - 女郎蜘蛛さん» 言えてますね!クロハいつもより優しいしぃぅゎっふぁ///キュンキュンしましたぁ!更新待ってます!!! (2015年11月4日 19時) (レス) id: 7e4609fa6f (このIDを非表示/違反報告)
まゆぽん - 更新頑張ってくださいませ!めっちゃおもろいですWお気に入りにしよ (2015年5月6日 23時) (レス) id: 8e747b4d2c (このIDを非表示/違反報告)
このこの - 見ていて顔が赤くなりました。 (2015年4月3日 11時) (レス) id: 854948b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
女郎蜘蛛 - クロハかわい〜って本人の前でいいたい*\(^o^)/* (2015年3月14日 20時) (レス) id: e2f8fa9d2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まろ | 作成日時:2014年10月28日 18時