とある日のこと(いっしょにダンス編) ページ16
フ「あれ〜、ロミーこんなとこで何してんの?」
『ん?あぁフロイド先輩。ようこそ〜、オンボロ寮の無人談話室へ。』(耳ほじりながら
フ「いっつも部屋にいんのに珍しいじゃん。また掃除ぃ?」
『休みの日に掃除なんかしませんて。
学園長が「時間があるなら調べ物でもしてなさい」って言うから、パソコン借りてきたんです。』
フ「う〜わ、マンタせんせぇだりぃ。
で、なに調べてんの?」
『あっこら勝手に見ないでくださいよ!』
フ「なに?見られて困るモンでも……
って、なぁんだダンスの動画じゃん。」
『なんだとはなんですか。』
フ「べっつに〜。ロミーってダンスすきなの?」
『そりゃまあ、バリバリ踊れたらカッコいいなーとは…』
フ「ふーん。」
『…なんすか、ニヤニヤして。』
フ「オレも好きだよ、ダンス。
地上に出たばっかの頃に比べてすげぇ上達したし。
ロミー見たい?見せてあげよっかぁ。」
『………却下。』
フ「え〜〜〜っそこは見てよ!見てオレにドキドキしてよ、ぎゅって絞めてください♡とか言えよ〜〜」
…なに言ってんだこいつ。
フ「んーじゃあさ…いっしょになんか踊ろーよ。」
『い、一緒に??』
フ「うん。だってぜったいおもしれぇじゃん。
なに踊るか決めてよ。」
…自分より遥かに高身長かつ、ルックスの良い男に言われて乗り気になる俺ではない。
横で何踊ったって、映えの面でもテクの面でも格の違いを見せつけられるだけだろうし。
よーし、ここは……
『これとかいいんじゃないですか?』
フ「どれどれー?
…………"ガンバランスdeダンス"??」
こんな可愛いダンスなら、「ぜって〜やだ」とか言ってやる気も失せるだろう。
フ「…へぇ、いーじゃん。おもしろそ〜」
『………え。』
フ「これ簡単そーだし、今すぐいけんじゃね?」
『ちょ、ま』
フ「ねぇ、さっさとやろーよ。」(((圧
『………ハイ。』
なんでこうなるんだ…!
ダンスの話はもう二度としねぇ……とほほ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仲良くガンバランスdeダンスしてるとこ見たいな〜というノリで書きました(´-ω-`)
次の話のところに絵を載せる予定ですので、見てやってもいいよ!というお方はぜひ覗いてみてくださいね。
いっしょにダンス編の絵(自分絵フロイドくんもいるのでご注意ください汗)→←第11話
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:フリスク18 | 作成日時:2023年11月12日 0時