やつがれくんが記憶喪失になりました。

2,マフィア内にて ページ2

窓からさしこむ暖かな木漏れ日に耳に心地よい小鳥の声。
「…ふわあぁ」
眠いなぁなんて思いながら、私は窓の外をボンヤリと眺めていた。
あ、本当眠い。まぁ寝ていっか。

「はぁ…おい、春宮…書類溜まってっぞ。それ、そろそろなんとかしろよなァ。」
私の上司であるこの人はポートマフィア幹部、中原中也。割と良くしてくれているので結構お気に入りの上司だ。
ん〜、上司にお気に入りとか変かなぁ。
じゃあ割と好き…ん〜別にそこまででもないし。じゃあー
「おいって。何ボーっとしてんだよ。ったく…お前がそれ片付けねェと、俺の責任になんだからな。」
「ふぁーい。」
「なんだよその返事は、てか寝る気満々じゃねェか。」
くっ、バレたか。全く〜こういうとこは苦手なんだよなぁ。
「今変なこと思ったろ。」
「いや、何も。」
まぁノリは良いんだけどね。
でも、やっぱり何より私が大好きなのは、
「トントン」
「ん？あぁ手前か。入れ。」
嗚呼…やっぱり私は…
「失礼します。この間の件の書類を届k「芥川せんぱああああぁい！！」
芥川先輩、今日も天使だっ！ふつくしい！そしてふつくしい！！
「…春宮離れろ。」
「お断りします！(ｷﾞｭｳｳｳ」
呆れ顔でため息をつく芥川先輩も素敵だっ！これはシャッターチャンス！
「…おい、撮るな。あと僕(やつがれ)から離れろ。」
「もうっ、照れてるんですか！？可愛いなぁ！」
そう云うと更に困った顔をしてくる仕草も愛らしいと思う私だった←

3,マフィア内にて part2→←1,設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す